森の散歩

アクセスカウンタ

zoom RSS 「よくわかる首・肩関節の動きとしくみ」

<<   作成日時 : 2017/06/10 08:48   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

また秀和システムの本を注文した。こっちの方が少し高かったが、ずいぶんカラーページだ。初めて聞く言葉もかなり多いので、こっちのほうがお得な感じがした。ただ欠点は、第4版にもなるのに、誤記や脱字とみられるものが修正されていないことである。やはり理学療法士の人が書いている。永木知載(とものり)という人が筆者だ。実践面に関しては、神経科の医者の話はあまりあてにできない。構造よりも精神のほうが上位だからだ。精神によって肉体は変化する。生まれてから死ぬまで個体は変化しないと思ったら大間違いだ。サラリーマン医師たちにはそのことがわかっていない。

まず最初は首のことに触れている。首の骨は頸椎[cervical spine]といって7個あるのだが、上位頸椎2個と下部頸椎5個に分かれていて、機能がまるで異なっているらしい。自分の持ち物でいつも携帯しているのに、壊れても関係ない髭剃りシェーバーの構造のほうに詳しかったりする。じわじわ考えると気味の悪い話に思えてくる。こんなことに無関心でいるのは不正行為なのではなかろうかなどと思うわけである。ちなみに胸椎を[thoracic]、腰椎を[lumber]、仙椎を[sacral]、尾椎を[coccygeal]などというようだ。頸椎から順に、それぞれ7つ、12個、5個、5個、3個〜6個あるのが普通だ。大体四足歩行の哺乳動物では前後の太さは同じらしいが、人の場合は重力の関係か、下ほど太いらしい。

上頸椎の1番目を「環椎」、2番目を「軸椎」というそうだ。環椎で首の立て降り、軸椎で横回りの大半を行っている。下位頸椎も、構造上の違いで上部と下部に分かれている。一番下方の第7頸椎だけ棘突起が長いので別に扱われている。それで第7頸椎のことを隆椎とも呼んでいる。後頭骨から隆椎の長い棘突起を弓場につないで、頭の垂れるのを抑えている役割をしている靱帯を項靱帯といっている。このほか首には多くの靱帯があって頸椎の固定に努めている。椎間板には子供のころは動脈からの栄養補給があるそうであるが、20〜30歳で無血管状態となり、その後はリンパからの栄養補給となるそうだ。ということはうんと小さいころには案外椎間板そのものにも神経が通っていたのかもしれない。

首を左右に動かすと斜めに大きく張ってくる筋肉があるが、これがよく聞く胸鎖乳突筋というやつだ。その下に深層筋の頸長筋、頭長筋、前頭直筋があり、これらの働きで首が前屈する。高齢者でよく頭だけ前にカクンと垂下っている人を見かけるが、筋肉の衰えでそうなっているのかもしれない。頭がまっすぐに前を向いているのに垂れているというのは、下を向いて前かがみに歩いている人より年を取って見える。胸鎖乳突筋ほど大きくはないが、頚椎前面の表層筋には前斜角筋と後斜角筋とがあり、この間隙を腕神経が通っている。

頸部後面筋表層部には、肩こりの原因となりやすい僧帽筋がある。そのほか、頭板状筋、頸板状筋などが書かれている。現代社会では前かがみの姿勢をとることが多いうえに、環境もよくなさそうなので、後面筋は深部表層を問わず緊張するだろう。

後頭下筋群には筋紡錘と呼ばれる伸長受容器が多く存在する。筋の長さを検出する機能を持った長さ10ミリメートル以下の器官で、筋が急速に伸ばされると、組織損傷を防ぐため、反射的に筋を収縮させる。膝蓋腱反射もこの機能を示したものだそうだ。大殿筋には1g当たり7個しかないのに、後部下筋群には同36個もあるといわれている。これは目の位置を常に一定に保つ仕組みだそうである。眼を閉じてリラックスした状態で第7頸椎の棘突起にバイブレーターを当てると、自然に前かがみになり背中が丸くなるという。年を取ると背中が丸くなるというのと何か関係があるのかもしれない。こむら返りの起きる原因の一つに、筋紡錘の異常感度がかかわっていることがあるそうだ。非常に痛いというが、私の場合は若いころでも1分以上痛かったことはなかったし、最近は5秒もすればもとどうりになることが多くなったので、なぜそれほど痛いのかわからない。大体歩けなくなるほど痛かった覚えもない。

第4頸椎を好発部位とする頸椎後縦靭帯骨化症は40歳以上の男性に興りやすい難病で厚生労働省の指定する130疾患の特定疾患に定められ、(頚椎)OPLL[ossification of posterior longitudinal ligament ]と呼ばれている。日本人の脊柱管のサイズは欧米人に比べて小さいそうだが、発症率は欧米人と特に変わらないらしい。しかし脊柱管が狭まることで静的圧迫がおころ生じやすくなるといわれている。動的因子や循環因子が影響しているとも考えられる。頸椎疾患外来患者のおよそ2%を占めているという。難病にしては何万分の1という低い発症頻度ではないようだ。別段「不治の病」というほどでもないらしい。多分、現在難病扱いされているものは、あらかた膠原病の類であるはずだからだろう。違うといってむきになるのが現代医療現場だということがいろいろ言われている。医者のいうことなど頭から信じるものでもない。参考程度に聞いておくことだ。気力でどうにでもなるものと思っておいた方がよさそうだ。本書にも書いてあるが、触診をしているとずいぶん多くの人が解剖の教科書とは異なったつくりをしていることがわかるそうだ。昔なら成人まで生きられなかった虚弱な人が子孫を残しているからかもしれないが、もともとの個性かもしれない。国民が皆一様な平均人だというありそうもない過程をもとにした健康尺度などというものを忠実に守ろうとするものが増えれば増えるほど、世の中は不健康になってゆく。一人一人の栄養分吸収率が大幅に異なっていることなど問題にもせずに、各種栄養素の摂取基準を設けるなどというばかばかしさについても、別段疑問も持たずに真に受けている大衆の集まりでは、遺伝性の劣化現象もどんどん進行していくだろう。


股関節が骨頭の三分の二の部分を関節窩に覆われて安定しているのに対し、肩関節では上腕骨頭の四分の一程度しか関節窩と接していない。浅い杯で4倍の大きさのテニスボールを支えている状態で非常に不安定だという。それで肩関節だけを独自に動かすことはできない。広い範囲に間接面を持つと思った方がよいようだ。解剖学的関節を3つもつ。肩甲骨と上腕骨を連結する肩甲上腕関節、鎖骨と肩甲骨を連結する肩鎖関節、鎖骨と胸骨を連結する胸鎖関節である。鎖骨の役割が重要らしい。他に機能的関節が2個あるという。上腕骨と肩甲骨の烏口肩峰(うこうけんぽう)アーチとの間で構成される第2肩関節と、肩甲骨と胸郭との間で構成される肩甲胸郭関節だそうだ。股関節が骨盤の寛骨臼と大腿骨の大腿骨頭で構成される単関節であるのに対し、肩の関節を構成する骨は2個以上あるというのが本書の見解だが、ウィキペディアをはじめ一般的な見解では肩関節も股関節同様単関節としている。しかし単独では動かないのだから、こうした固定的な教えにはあまり意味がない。従来の医学の教科書に書かれているような話は実際と乖離しているという話だろう。教科書的教えというのは、人間は前向きに生きなければならないなどといった、固定観念にとらわれた見方の積み重ねによってできたものだ。そこには人間の倨傲が当然の様に隠されている。ただ何となく死なないから生きているというのが本当で、目的をもって生きるなどというのは心よこしまの表れだ。

肩関節の不安定さを補うのに重要な役割を担っているものが、靱帯や関節液の静的作用と、筋肉の動的作用だ。特に関節包内の陰圧システムはバカにならないと思う。大気圧がかなり大きなものだからだ。1平方メートル当たり10トン、1平方センチ当たり1キロだ。だから出血などうまく真空を利用して皮膚に貼り付けることが出来れば、手で押さえたりひもで縛ったりするより効率的だ。170センチ60キロの人の表面積がおよそ1.7平方メートルだそうだから、17トンにもなる。この力のすべてを関節包に向かわせることが出来たなら、わずか1%の陰圧でも肩が脱臼するとは考えられない。しかし実際は肩回りのわずかな部分に作用するだけだろう。間接液の役割と似たような吸着力のありそうなのが関節唇だ。これも50キロほどの力で肩の脱臼を防いでいるらしい。

関節包の内圧調整を行っているのは滑液包という器官だそうだ。腕を上方に挙げる時には陰圧は必要ではないので働いていないらしい。しかし、鉄棒にぶら下がっているときはどうなるのかよくわからない。身体のほとんどの関節は関節包によっておおわれているが、メカノレセプター(機械受容器)と呼ばれる高感度センサーが備わっていて、瞬時に脳に伝達されているのだそうだ。筋紡錘のところで述べた反射的動きよりも、より複雑なシステムだといえる。

人体最大の滑液包は肩峰下滑液包だが、人によって個体差が大きいという。筆者はその動きを戦車のキャタピラーにたとえて、わざわざ戦車の写真を掲載しているが、鎖骨または上腕骨を砲塔に見立てているのだろうか。なぜブルドーザーでなかったのかやや考え込むところだ。

肩関節のゼロポジションとはちょうど万歳の格好をした位置で、上腕を60度上げた位置だそうだ。これは朝起きて伸びをするような場合はたいていそうだろう。最も安定して固定される位置だが、肩甲骨などに不都合があるとこの格好がかえって具合の悪いものとなる場合もある。肩甲上腕リズムだとか臼盤上腕リズムだとかいう。連想されるのは腕振り体操のことだ。キャタピラーの動きをスムーズにする効用ということについては、唯物論的に見ても言えるだろう。肉体への効用という面ではどうなのか。身体にも脳にも良いのか。新潟大の安保徹教授は、一日250回(5分)を4回やることを進めていたこともあったらしい。免疫がアップするのは確かだと思うが、かの関英夫工学博士だったかが考えていたような重力の影響などあるのかはよくわからない。脚振り体操というのもあるらしい。負荷をできるだけかけずに大股で歩く動作と似たようなものだと思う。

最後の1章は全体野球の投球障害について述べられているが、ここは全然興味がなかった。全然というより、サッカーと比べたら、まだ投手対打者の1袋1の戦いや間合いがあるからよほど面白い。チームプレイとはいっても好き勝手やっているみたいでもある。大事なのは間合いがある点だ。将棋とかチェスだと間合いのほうが長すぎるし、ボクシングやレスリングだと間合いが短すぎて何だかわからない。間合いのはっきりしている競技に大相撲がある。あれが見ていて一番面白い。大体ほかのゲームと発想が違う








日本全薬工業ニューロアクト 60ml【関節疾患、脊椎疾患、犬猫用健康補助食品】
BCP楽天市場店
商品説明 1.犬猫の「脊椎」や「関節」の健康をサポート ニューロアクトは、軟骨の成分となる「グルコサ

楽天市場 by 日本全薬工業ニューロアクト 60ml【関節疾患、脊椎疾患、犬猫用健康補助食品】 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
「よくわかる首・肩関節の動きとしくみ」 森の散歩/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる