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みんなの「仏教」ブログ

タイトル 日 時
「仏教の思想12」・・永遠のいのち(日蓮)
「仏教の思想12」・・永遠のいのち(日蓮) 日蓮上人という人は、およそ他者の見解を受け入れないけしからん人のように世間では噂されているが、そんな噂はとんでもない大誤解なのだということがこまごまと書かれている。大体鎌倉仏教の改革者の中で、日蓮だけが天台智の教えに何ら懐疑心を抱かなかった。ただ一人の保守派であった。日蓮が何か新しいものの創造者であるかのように見えるのは、中世の武家社会こそが創造的なのであって、その中での回顧主義がむしろ新鮮に見えたということだけのようだ。 ...続きを見る

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2017/11/18 08:45
『古仏のまねび〈道元〉』
『古仏のまねび〈道元〉』 禅は仏教の中で最も老荘思想に近いという学者もいるそうである。しかし、最も体形のない自由な思想であるから、同時にもっとも遠い派もありそうな気もする。近い派が最も多いということだろう。体系のなさは陳腐化につながる。簡単なもの思いで悟ったような気になる者の多いことだ。つまり一般社会に害毒を振りまく温床になりかねない。そこが最大の欠点といえる。今時禅などやるものは幾許かは知らないが、どこの病院に行っても盛況なくらいにはにぎわっているだろう。それだけ見るとブームのように思うだろうが、全体としての割合がどう... ...続きを見る

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2017/11/04 08:18
「仏教の思想9」生命の海(空海)
「仏教の思想9」生命の海(空海) 湯川秀樹(1907−81)氏は『天才の世界』の中で空海を最も愛する天才の一人として述べているそうだ。『目に見えないもの』の中でも高く評価しているらしい。空海(774−835)の芸術才能にはきわめて偉大なものがあったとは梅原猛氏の言いだ。禅や浄土はどことなく暗い。阿弥陀仏を表に出せば、勢いこの世の人生には後ろ向きの印象を与えるのは直感的にやむを得ない。それとは対照的に空海は生の哲学だ。それは一種ニーチェの「真昼の時」(*)という思想と重なるところがあるそうだ。日本の森を哲学的思索の中に取り入れた思... ...続きを見る

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2017/10/21 08:10
不安と欣求〈中国浄土〉
不安と欣求〈中国浄土〉 仏教の思想の8番目だ。仏教シリーズもちょうど半分取りそろえたが、第7巻の「無の探求(中国禅)」は昭和53年ころかった単行本があるのであと5冊取りそろえたら本シリーズもひとまず終わりだが、梅原氏が嘆いているようにシリーズで法然を取り上げなかったのは欠点だ。むしろ仏教の正当性ということでは、日蓮宗だけ、人生の目的意識を持つという点で宗教離れしているので、こちらを外してもよかったのではなかろうかとも思う。人間というものは目的もなくただぶらぶらいかされているもので、目的意識を持つことなど邪念に過ぎない。... ...続きを見る

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2017/07/22 08:43
絶望と歓喜〈親鸞〉
絶望と歓喜〈親鸞〉 角川ソフィア文庫の「仏教の思想」10を読んでいる。前回述べた荘子の無為自然と浄土教の自然とは深いつながりがあったらしい。浄土三部経の一つ『大無量寿経』が漢訳された時期が三国から西晋末までの老荘思想全盛期に当たっていることと、中国の学者の書いた注釈が本文に紛れ込んだようなこともあるそうである。 ...続きを見る

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2017/05/27 09:54
「アンベードカルの生涯」
「アンベードカルの生涯」 光文社新書から古い訳本の復刻版が2005年に発行された。ダナンジャイキール・というインド伝記作家の原文。2段重ねで読みごたえがあるが、不可触民の生活がそれほど悲惨なものなのかについては少しばかり疑問もある。数が多ければ、それだけ知恵を発揮して生活を改善することが出来るからだ。 ...続きを見る

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2016/12/10 08:55
「ダライ・ラマと転生―チベットの生まれ変わりの謎を解く」
「ダライ・ラマと転生―チベットの生まれ変わりの謎を解く」 国を挙げて転生を信じている。信じているというが、現実にあることであるなら、別の言葉を使った方がいいのかもしれない。大概は新しい時代のほうに向けて人口は増加するものであるから、『わが魂は生まれたての唯一ユニークなものだ』と思う人が多いのだろう。時間の経過と人口の増加が逆向きである場合は、魂の渋滞というのが起こっているのかもしれない。 ...続きを見る

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2016/11/05 10:16
無限の世界観〈華厳〉
無限の世界観〈華厳〉 角川ソフィア文庫仏教の思想の第6巻であるが、第7版になる。 ...続きを見る

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2016/10/29 09:17
「古代インドの文明と社会」
「古代インドの文明と社会」 インド哲学や仏教について調べる前に古代インド史を少し詳しく見ようと思った。中村元氏の「インド思想史」というのが安くてよさそうだったが、やや宗教の面からとらえたインド観に固着してしまうのではないかと思ったので、歴史家のものを選んだ。そのわけは、おそらく本能的に坊主というものの閑暇の楽しみというもののにおいを感じ取っていた二宮金次郎に通じるものだろうと思う。極めて少数の富豪層の余暇のたしなみに過ぎないのだ。暇な人間ほど人生にはかなさを感じる類のものに過ぎない。それは現代インドにおいてせいぜい1%のも... ...続きを見る

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2016/10/22 09:40
「唯識〜認識と超越」
「唯識〜認識と超越」 桃栗3年柿8年という言い回しにかけて、昔日は「唯識3年倶舎8年」などといわれたらしいが、今は「倶舎3年唯識8年」のほうが順序としてはふさわしいそうだ。倶舎論の客観思想は近代の科学思想に似たものがあるからだろう。唯識を理解するには、瑜伽(ヨガ)行の実践が不可欠であるらしい。ヨガというと何となく仏教とは無関係のような気がするが、よくよく考えてみれば、単に修行方法のことをヨガと呼んでいるだけだった(*)。しかし、仏教ではヨガはやらないというイメージがありそうなことも確かだと思う。本来、心身を制御して涅... ...続きを見る

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2016/10/01 10:11
「空の論理」―仏教の思想3
「空の論理」―仏教の思想3 アビダルマに続いて、今度は中観を取り寄せた。今度のはナーガールジュナの中観だ。「空」とはサンスクリット語の「シューニャ」の漢訳だそうだ。「〜を欠いている」を意味するという事から「実体がない」という言葉で置換されるという。 ...続きを見る

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2016/09/24 08:58
アビダルマ
アビダルマ ――日本は世界で唯一国民成長が停滞しているなどといわれるが、20年もそんな具合でちっとも追い抜かれない。成長の著しいのは中国とアメリカだけだ。それどころか一人当たり資産は世界一なんだそうだ。これはいったいどういうわけなのだろうか。一億人も人がいるとわけがわからないことが起こるようだ。――輪廻の業から抜け出せないとしても、永遠に楽園に生まれ変わるなら涅槃などよりその方がよいように思う人もいるだろう。 ...続きを見る

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2016/09/17 08:30

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