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みんなの「読書」ブログ

タイトル 日 時
『運のいい人の法則』
『運のいい人の法則』 英国の心理学者リチャード・ワイズマン博士が10年間の研究で、4つの法則に気が付いた。そもそも運は数学的に研究できるはずのものだ。数学そのものが人間のものの見方によっているだけで、人間のほうで勝手に論理的であると思い込んでいるだけの代物で、実際は文学などの直感的想像の範疇に入る代物だからだ。 ...続きを見る

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2017/07/08 08:51
『腰痛放浪記 椅子がこわい』の巻
『腰痛放浪記 椅子がこわい』の巻 夏木静子といえば、「火曜サスペンス劇場」のミステリー作家だが、新潮文庫から出ているこの作品が最高傑作だそうだ。どうやら仕事がしたくないために考え出した無意識の比較的幼稚なトリックだったらしい。本人は仕事を放りだすどころか、寝そべりながら執筆を続けていたのだから幼稚なトリックだ。しかし、無意識の思いが表に現れるというのがいかにもミステリー作家らしい。 ...続きを見る

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2017/07/01 08:57
『コーヒーの科学』
『コーヒーの科学』 ブルーバックスにはこのほか『日本酒の科学』、『ウイスキーの科学』、『ビールの科学』、『ワインの科学』なんていうのが出ているようだが、後のものはいずれもアルコールが絡んでいる。コーヒーについて薬学部畑の人が分析しているのは案外異色だ。筆者の旦部幸博氏は1969年の長崎生まれだ。そのうち地球温暖化でコーヒーも日本に上陸するかもしれないが、まだまだ熱帯の産物だ。 ...続きを見る

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2017/03/18 08:44
『ソシュールと言語学−コトバはなぜ通じるのか』を読んで
『ソシュールと言語学−コトバはなぜ通じるのか』を読んで フェルディナン・ド・ソシュール(1857−1913)といえば、現代言語学の創始者などといわれるのが常である。しかし、実際には、当時いまだ南北戦争を続けていた未開発の新興国家であった合衆国のプラグマティズムの祖チャールズ・サンダーズ・パース(1839−1910)の言語論のほうがはるかに緻密で完成されたものだったという。パース本人はだれが見ても不愉快な人物であったらしく、アメリカ国内でも長い間相手にされなかったようだ。そうしている間に風聞が固定してしまったものと思われる。戦後になってもパースは数学者... ...続きを見る

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2017/03/04 09:07
『腰痛は脳の勘違いだった』を読んだ。
『腰痛は脳の勘違いだった』を読んだ。 勘違いといっても、意志の力だけで完治にこぎつけたわけではなく、安定剤やらブロック注射とやらを併用したという話である。しかしそのことよりも自分自身の意志を自分自身の無意識に納得させた効果のほうが大きそうだ。痛みが麻酔の効果で消え去っているときに、脳に痛みのことを忘れさせることが重要なのではないかということに気が付いた。これを「脳のリセット」というらしい。一回の施療でリセットできてしまう人もいるという理論だ。なるほどそう考えれば、どのような代替治療方針でもうまくいくことの説明ができる。痛みに執着し、... ...続きを見る

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2017/02/25 09:23
フロイトとアドラーの心理学
フロイトとアドラーの心理学 フロイトについては少しくらいは知っているが、アドラーについてはほとんど知らない。大体ずっとアードラーだと思っていた。それで『腰痛は怒りである』という本で(*)、多分こちらの方が現在流行している還元学的物質主義哲学などよりもはるかに真実に近いであろうというケン・ウィルバーの9レベルの意識図を見て大変感激したので、心理学の基本をぼちぼち調べてみようと思い立った。しかしユングでも最高段階の「超個的段階」へ多少タッチする程度だろう。多分アドラーはフロイトと比べても現実主義的であって、事の真相からは極めて... ...続きを見る

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2017/01/28 09:40
『笑いと治癒力』
『笑いと治癒力』 『心はなぜ腰痛を選ぶのか』という本に載っていたので取り寄せた。難病の膠原病を克服したジャーナリストの話だが、膠原病自体は今ではさほど難病という感じでもなさそうだ。傍から見ればの話だが。数パーセントは完治するようである。「病は気から」だと受け取っているような書き方なのは、ビタミンCの効果が否定され炊いたころの出版だからだろう。今では逆にビタミンCの大量摂取による効果は覿面であることが示された。従来否定されていたのは、単に薬品業界の不利益のためであった。国家というものはそのように動く。良し悪しは度外... ...続きを見る

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2016/12/31 09:54
『無敵の「一日一食」』を読んで
『無敵の「一日一食」』を読んで 健康本というより、エッセイという感じである。参考本としての役目はあまりないかもしれないが、かなり面白い。「無敵」という言葉が面白いので、2か月ほど前から注目していたが、今年の6月15日に初版が出たばかりだった。筆者は音楽家の三枝成彰(さえぐさしげあき)氏。2007年に紫綬褒章を受章した人だ。非常な働き者で、本の帯にも「1日1食で死ぬまでバリバリ働け!」などと不気味なことが書かれている。 ...続きを見る

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2016/09/03 09:16
『無病法』〜極少食の威力
『無病法』〜極少食の威力 ずいぶん昔のイタリアルネッサンス期のルイジ・コルナロ(1464−1566)という超有名人の書いた書物(83歳時から95歳時の4講話)が収められている。ちょうどミケランジェロ(1475−1564)の生涯を挟んでいる。食養研究家の中倉玄喜氏の訳だが、ギボンの『ローマ帝国興亡史』の訳もしているらしい。 ...続きを見る

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2016/08/27 09:11
『人間にとって健康とは何か』を読んだ
『人間にとって健康とは何か』を読んだ 精神病理学、精神科医の斉藤環氏の書いた本だ。ヒトラーはすさまじく『健康度』の高い人物という評価が気に入ったので取り寄せた。今では『ポピュリズムの悲劇』などと、無条件で極悪人扱いされるヒトラーだが、それは大衆が愚かであっただけで、ヒトラーの心は人の醜さを映す澄み切った鏡だったのだろう。ヒトラーやスターリンというと、何かとこれ以上はない天下の極悪人のように一直線に言われるが、世の中の常で、こういう風に言われること自体社会的洗脳策が背後に潜んでいるものだ。健康とは、身体面のみならず、精神面においても、... ...続きを見る

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2016/08/06 09:32
「病気がある人」ほどなぜ、健康でいられるのか
「病気がある人」ほどなぜ、健康でいられるのか 楽天でバーゲン本で半額で売られていたから取り寄せてみたのだが、「一病息災」どころか、「病気は体が健康になろうとしているサイン」だという考え方に驚愕するものがあった。つまり、免疫活動が正常だから病気として現れるのだ。なるほど、ぼけ老人は風邪のウイルスに感染しても何も気が付かない。「バカは風邪をひかない」というのは前回も述べたが、「バカは風邪をひいても気が付かない」という事なら大いにありそうだ。本書であげられているのは、重篤な肺炎になっても発熱ができないために、手遅れとなる老人の多いことである。つま... ...続きを見る

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2016/07/09 09:13
『火はわが胸中にあり』を読んで
『火はわが胸中にあり』を読んで 1878年(明治11年)8月23日夜の竹橋事件のことを扱った岩波現代文庫だ。佐高信の『西郷隆盛伝説』にあったもので知った事件である。西南の役で西郷が敗れて9月に自害した翌年のことだ。5月には大久保利通が紀尾井坂で暗殺されている。ぜひ読んでほしいなどとあったから、知らない事件なのでなんだろうと思って取り寄せたが、文春文庫ではなくて岩波の方だった。要するに人間は簡単に残虐になる極めて愚か者だという事が書かれている。1977年(昭和52年)11月末にようやく墓が発見されて、一世紀の隠匿にピリオドが打た... ...続きを見る

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2016/06/25 09:40
「五大検診」は病人狩りビジネス
「五大検診」は病人狩りビジネス 「検診」とあったり「健診」とあったりするが、健康診断のように病名が固定していない場合が「検診」で、決まった特定の病気を診る場合が「検診」だ。「がん検診」の場合がそうだが、ガスの検針のようで嫌な感じがする。とかくに医者というのは人を十把一絡げに扱うから嫌になる。 ...続きを見る

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2016/05/21 08:58
『人類と建築の歴史』を読んで
『人類と建築の歴史』を読んで 筑摩プリマー新書の一冊だが、届いた本をめくってみると、少年少女向けという感じで、子供向けの教養雑誌みたいにいたるところルビだらけである。昔、小学校5年生ころ、少年少女文学全集で、ドストエフスキーの『罪と罰』というのを買ってもらって冬休みに読んだ記憶があるが、あんな感じだ。中学生向け程度だろうか。フリガナを振る手間暇だけ割高に違いない。これは簡単すぎて、戦争本のほうがまだましだったと思った。グラマン戦闘機かドイツ高射砲にしようか迷ったのだ。大体、プリマーってそういう意味だった。内容はともかくとして... ...続きを見る

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2016/03/26 09:30
『戦後経済史は嘘ばかり』を読んで
『戦後経済史は嘘ばかり』を読んで PHP新書経済分野でベストの売り上げだ。2016年1月29日出版、という事はつい最近だ。筆者の高橋洋一氏は1955年生まれの東大数学科。それから経済をやったらしい。やっぱり数学でもやっていないと冷静で客観的なデータ分析は難しいのかもしれない。大蔵省理財局にいたから、小泉内閣や第1次安倍内閣ではブレーンを勤めたという。竹中経済相の部下として働いていたそうだが、大蔵省というところは、意外と古風なところで、そのころになっても学歴社会だったのだそうだ。竹中氏は一橋大卒なので、東大卒ばかりの大蔵官僚からは... ...続きを見る

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2016/03/19 09:29
「海兵隊コルセア空戦機」
「海兵隊コルセア空戦機」 原著はもっとずっと長いそうである。アメリカ兵士から見た戦闘経過の記事という事で、大変興味深かった。人類の文明開闢以来、戦士は現代のサラリーマンの役割を長い間勤めてきたといえる。戦争とはそういったものだと思う。サラリーマンがライバル会社を蹴落とそうとしたり、挙句の果ては相手に憎しみさえ抱くのと似たようなものだ。 ...続きを見る

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2016/03/05 09:22
「永遠の飛燕」
「永遠の飛燕」 日本軍では初の液冷エンジンを搭載した戦闘機だ。最高速度は、初期型で590キロとまあまあだ。正式には、三式戦闘機というらしいが、ウィキの評判はあまりよくない。米軍は「もっとも撃ち落としやすい戦闘機」と揶揄したほどだというが、筆者の田形竹尾氏は実戦でグラマン戦闘機と戦って逆に撃破している。わざわざ「愛機」と銘打つからには、自身の魂を機体に込めている分自在に飛行できたのだろう。筆者のプロフィールを見ると、いささか愛国の傾向が強くて、技術的な冷静さとはややと異様な気もするのが、欠点と言えば言えそうだ。宮... ...続きを見る

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2016/02/20 17:14
『天界と地獄』
『天界と地獄』 スウェーデンボルク(1688−1772)の英訳本を抄訳したものだという。原著はラテン語で書かれた500ページを超える大著だという。今では彼の名はかなり広く人口に膾炙していると思うのだが、私が学生の頃は全くと言ってよいほど無名な人間であって、教科書や参考書にはその名が載っていることなどなかった。実在の人物かどうかさえ疑われていたかもしれない。テニスのプレイヤーのビヨルンボルグのほうが有名だったように思う(私自身、彼のニュースでスウェーデンボルグの名を初めて聞いたような気がしている)。スウェーデンの... ...続きを見る

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2016/01/30 09:56
『貧乏入門』を読む
『貧乏入門』を読む 題名は貧乏となっているが、こうしたことを実践している人々は大抵リッチな気分を味わいたくてそうしているのだろう。先日テレビで、通行人にミニマムライフについてどう思うかを聞く番組というのをやっていたが、意外に多くの人が、彼らはリッチだ、と思っているらしいのがちょっと意外だった。女性のほうがそのように感じている向きが多いといった風だったが、全体の数が少なすぎるのでなんともいえない。女性の場合、何かというと玉の輿を口にするが、いざとなると金とか収入などはどうでもよいとなるのは昔からであって、不思議なもの... ...続きを見る

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2015/10/31 10:54
『地ひらく〜石原莞爾と昭和の夢(上)』をよんで。
『地ひらく〜石原莞爾と昭和の夢(上)』をよんで。 何年か前に『ピコラエヴィッチ紙幣』という本の感想を書いた。その類の本かと思っていたら、どうもこちらの方が深みがある。文庫本形式だが、ページ数の割りに大変廉価だ。だから多少フィクションかと思っていたらそんなことはなく、資料に基づいた歴史本である。筆者の福田和也氏は、慶応大学仏文科を出て、現在慶応大の教授をやっている。いろいろと通念とは相容れないようなことが書かれていて、歴史とは数々の事件の中の、大衆の望むものだけを抽出して編纂したものに過ぎなかったということを蟋蟀の音を聞きながらしんみりと感じる。... ...続きを見る

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2015/09/12 09:54
『炎の韋駄天戦隊―ミッドウェー囮作戦』を読んで
『炎の韋駄天戦隊―ミッドウェー囮作戦』を読んで 一応歴史群像シリーズに入ってはいるが、多分たいていの人は嘘だと思うだろう。戦争当時の話というのは、今どきならありそうもない話ばかりだからである。そう思ってただの歴史本のつもりで取り寄せたのが失敗のまきであった。学研の歴史群像新書シリーズの一つなのだが、折り込みのチラシに「2015年、戦艦大和が復活」などという完全SFものが乗っている。歴史群像などというからすっかり史実だと思って注文してみたら、史実に忠実に書かれているわけでもなさそうだ。UFOなんかよりは大いにありそうな話に思えるものの、どうもそ... ...続きを見る

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2015/05/17 10:19
『非社交的社交性』を読んで
『非社交的社交性』を読んで この前中島義道の『人生に生きる価値はない」を読んで、まあこういう言い方がふさわしいのかどうか知らないが、きっと面白かったようだから、次も同じ筆者のエッセイに触れてみようと思い立った。 ...続きを見る

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2015/04/04 16:27
「言語を生み出す本能」@
「言語を生み出す本能」@ NHKブックスの『言語を生み出す本能』を読んでいる。マサチューセッツ工科大学のスティーブン・ピンカーという人が書いている。現在はハーバート大の心理学教授らしい。従来の「サピア・ウォーフ仮説」というものには大分疑念を抱いているようである。サピア・ウォーフ仮説が事実と合致しないということは、日本社会では当たり前であるが、言語社会である欧米諸国ではなかなか否定しがたいことであったようだ。例えば、チョムスキーが例文として挙げている「色のない緑の概念が猛然と眠る」という文章だ。欧米人の感覚では、「色のない... ...続きを見る

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2014/03/25 17:03
「死の家の記録」を読んで
「死の家の記録」を読んで ドストエフスキーの小説というと、くどくどとした回りくどい粘着質の文体という印象を持っていて、もともと小説というジャンルの世界があまり好きでなかったのに輪をかけてうんざりするタイプのものだと思い込んでいたが、意外と読みやすい。とはいえ特別面白いというほどのものではなかった。やはり書物は科学ものの方が面白い。文学はもこもことしていてはっきりしないのだが、内容の方も題名から受ける印象とは大いに異なり「シベリアよいとこ一度はおいで!」とまではいかないにしろ、まず序章にして「人生の謎を解くことのできるもの... ...続きを見る

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2013/12/18 16:54

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