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zoom RSS 常に反対を好む大衆

<<   作成日時 : 2011/07/25 18:06   >>

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アジアに広げる円高メリット↓
http://voiceplus-php.jp/archive/detail.jsp?id=121

海外の企業を買収するだけでなく、買い占めた広大な土地で農業生産を行うことも可能になる。やはり、円高のほうが本質的に好ましいものだ。

もともと日本人は、2・3年は何も収入がなくても暮らしてゆけるだけの資産は十分に蓄えている。トヨタやホンダといった大企業は、賃金を支払う必要が無くなってくるので、何もしなくても、かなリな増益になるのだが、経理上は減収として扱われ、税金を払う必要も無くなってくる。極端なことをいうと、「儲けているのに還付金が入る」様なものである。もしも年間3割ほどの円高が恒久的に続くとすると、日本の資産は10年で10倍になってゆくわけである。

輸出企業といえども、かように円高メリットのほうを余計に受けているのに、なぜ世間では『円高不況』などというのかというと、それは大衆というものがおろかで、常に世の中の真実とは逆向きに物を見ているからである。大衆の目はパンツの中にあるといってもよい。それで楽園を追われたアダムとイブは真実を見るのを恐れて隠しどころをイチジクの葉で覆ったのであった。実に愚民のやりそうなことだ。賢者の目は頭についているので、パンツをはいていても物はよく見える。

個々の人間は可能性としては賢者である資質を確率的には常に持ち歩いている。しかし、現実の世界に彼らが浮上したとき、彼らがまとうのはまず間違いなくイチジクの葉と大して変わらないようなおんぼろの肉体だ。そこでかのオルテガは、大衆のおろかな反逆が、共産主義とファシズムによる政権奪取を招くのみだと説いた。おぞましい大衆はバカだから、自由に政権などないのだということに気が付かない。川くだりの人生でぼろぼろに腐った板切れとなって朽ちる。そんな彼らにふさわしいものは愚民政策しかない。愚民政策の頂点に立つものは、選ばれた選民、政治の言葉ではエリートである。

エリートとの対比によってのみ、大衆が人間であることが示される。一方が持ち上げられれば、一方はそれとつりあうように降下する。エリートが高慢であるとか腐敗しているという場合は、愚かな大衆のほうが品性において謙虚であり清廉であるが、その逆の場合こそが正義の政治形態というものである。それゆえ、大衆をムチで支配するような独裁政治がしばしば好ましいものとなる。




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