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zoom RSS ヒートアイランド現象と熱中症

<<   作成日時 : 2012/08/12 15:38   >>

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熱中症死亡者数の推移↓
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1962.html



上のグラフを見る限りでは、熱帯夜(25℃以上の夜)を減らせば、熱中症の死者も減らすことができるようになるのではないかと思える。猛暑日(35℃以上の日数)の多い年よりも、熱帯夜の多い年に死者が増えるように見えるからだ。ヒートアイランド現象の起きる原因としては、(1)建築物,舗装道路などの増大に伴う地表面熱収支の変化,(2)燃料消費に伴う人工熱,汚染物質の放出量の増加,(3)都市を覆う大気汚染物質による温室効果,(4)都心部は高層建築が多く,凹凸が多くて換気されにくいことなどが大きな要因とされている。このうち、1と4については、高層ビル群を連結させて、滑らかな形状のドームで覆うというような解決法が存在する。(2)や(3)については、通勤しないという解決法がある。将来的には自宅からの通信操作で、都市部に設置した工場群を稼動して製造を行なうということが考えられる。


昨年から続く電力不足のためか、熱中症で搬送される人間の数は上昇の一途のようであるが、意外と死者のほうは減少しているようだ。クーラーを使わなくなったことで、夜間の気温が下がり、充分な休養を取ることができるようになって、以前よりも抵抗力が付いたのだろう。搬送者が急激に増大している背景には、それだけ自己暗示にかかりやすいという人間が多いということを表しているという風にも取れる。どんなに平和な世の中にも、必ずといってよいほど凶悪な犯罪者がいるのと通じるところがある。犯罪者が犯罪を起こすのは、必ず自己意思によるものだ。

民間の断食療法の一つに、水分を一切とらないというものがある。果物や野菜に含まれる水だけで水分を補給するものだが、結構それだけで真夏でも乗り切れるという人がいる。一般にはすすめられていないのは、体質改善までには相当の苦痛を伴うからだ。しかし、これが暑いインドの地で流行したという事実には考えさせられるところがある。理屈どおりならたちまち衰弱死してしまうような場合も、信念で乗り切れる。かつてインドで起こった「ブラックホール事件」というものを思い出す。1765年6月20日、植民地統治時代のインド反乱軍によって密室に近い40平方メートル強の部屋に拘禁された70名ほどのイギリス人が一晩で45人死亡してしまった事件だ(1915年まで、146名が30平方メートルほどの密室に閉じ込められ、123人が死んだこととされていた)。インド人ならなんでもなかったはずだが、イギリスはこれ以来統治を強化することになった。日本人の熱中症に対する抵抗力もインド人により近いと思うのだが、最近はクーラーの普及のためか、ぐんとか弱くなったように思う。暑さに対する抵抗のなさと比較して、寒さに対しては恐ろしく抵抗力のあるのが西欧人で、特にロシア人とか、アジア人でもモンゴルやエスキモーの耐久力は信じがたいほどだ。氷点下20度の戸外で丸3日水着ですごして平気だったなどというニュースを見聞すると、まるで嘘のように感じる。しかも、子供でさえそうした状況に耐えられる。日本人なら一晩で1割か2割の人間が死んでしまうだろう。


少なくとも外気温が30度程度であって、湿度も60%程度であり、さほど不快ではない場合に室内を冷やすような人は、どこか精神力に欠陥があるものと思っていいようにさえ思える。

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