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zoom RSS スカラー兵器について

<<   作成日時 : 2012/08/26 17:36   >>

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『ニコラ・テスラの地震兵器と超能力エネルギー〜人類が知らない重力波の存在を探る』(たま出版)という本を読む。なぜかホルマリン臭のような消毒剤の臭いがする書物であった。筆者の実藤遠(さねとうとおし)という人は1929年生まれ。早稲田の政治経済を卒業したが、科学の事は独学で学んだらしい。独学だとどうしても好きなものから重点的に学ぶということになりそうだが、あまり系統立てて物理学を学んだとは思えない。1975年頃から超常現象について調べ始めたというから、調べ物は理論物理学オンリーだという感じで、そうだとするとどうしても空理空論に走りやすい。途中からかなりばかばかしく思えてきだしたが、漫画の銀河鉄道物語のようなものなのだろうか。陽子の質量は原子の質量などより重いとなどと言い出した。しかし聖書物語などよりは外部の世界においての現実味を帯びてはいそうである。

1995年3月20日、11名の死者と5000人以上の被害者を出した地下鉄サリン事件の捜査で、筆者の下にも4月15日の昼に2人の刑事が訪ねてきたという。フリーエネルギーに関する実藤氏の著作が、オウム教団において多数発見されたのだという。フリーエネルギーとは、真空の空間から湧き上がる無限のエネルギーのことで、テスラが太陽電磁波から電力を取り出そうとしていた思想と通じるものがあるのだろう。テスラは、地球の定常波を利用すれば、エネルギー不要の通信が地上の任意の地点で可能なものと主張し、雷放電の実験で理論の正しさを確認した。地球に定常波が存在することは、テスラの死後10年ほどたって、1950年代にドイツのシューマンに「共振波」として発見された。テスラが実験の継続をためらっていたのは、この定常波にあわせて巨大な共鳴を与えれば地球そのものを破壊することも可能であるという考えからであったとも言われる。

電磁波が横波であるのに対し、テスラの発見したテスラ波は縦波であって物質にさえぎられることがない。しかし、重ね合わせることによって実体化するもののようだ。それで、突然何もない地点で爆発が起きるという現象が作り出せる。これを兵器化したものがソ連で開発されたという「スカラー電磁兵器」だ。

実藤氏は、デビッド・ボーム(1917−1992)が不確定性原理に大反対し、「量子下には隠れた変数があり、現象は決定論的である」と述べたことを挙げ、われわれの前に顕在している明在系は、光速度以上の縦波の重力波、スカラー波の世界である暗在系と、全体運動によってつながっているといっている。ボームは1952年に「量子ポテンシャル」という場の概念を提唱し、重力場や電磁場のように減衰することなく、宇宙のあらゆる空間に満ちているものとしたが、いまだにそれらは解明されずに今日を迎えている。近年になって漸く、宇宙には観測されえない巨大質量やエネルギーが存在していることが明かされるようになったのみである。だいたいにして、ボームが主導役となって「ニューサイエンス」と呼ばれる物理哲学を築きあげたといえるが、すぐにそれは科学理論を離れて「スピリッチュアル」グループという得体の知れない大衆的な神秘思想を生んで、今日それが圧倒的多数派の支持を得るに至っている。

現実世界というのはあらゆるものが六角形の「六芒星モデル」によって構成されている。これは亀の甲羅のところでもやったことが、科学・工学的には「ハニカム構造」と呼ぶ。この形が基本となり、無限の増殖が可能となる。みそ汁の対流など見ていても、自然に六角形の集まりとなる。六角形の縁取りの部分の温度が一番覚めやすいからだ。六芒星の代表が「ダビデの星」で、△(正置三角形)は上昇を志向する火と空気で月の柱ボアズを表し、▽(倒置三角形)は下降を志向する水と土で原理的にはキリスト教の十字架と同じだという。そういわれてみると、胎生の生物が逆立ちして頭から生まれてくるのも、見ようによっては逆十字で、上昇志向といえるものなのだろうか。
 これに対し、裏の世界は「五芒星モデル」が基本らしい。つまり、普通の星型(☆)だ。ソロモンの印章というのは理想をあらわしたものといえる。星型が倒置したものが、左ねじ法則の螺旋でエントロピー増大の物質原理による唯物主義だという。アメリカもソ連も、星型の国旗表彰を用いている。現実の世界では、右ねじ法則の螺旋でエントロピー減少の生命原理を表すものは顕現しない。アメリカ合衆国も、本質的には自由国家ではなくて、共産主義国と呼べるものだ。

現代の科学の物理的エネルギーである電磁波と相乗効果を起して、真空からエネルギーを得てあらゆる生命に影響するのがスカラー波だ。これは精神でコントロールしなければ力にはならないそうである。つまりある程度鍛錬した特別な人間でないと、そうした力の存在することが論理的に納得できなくなる。どのような凡人が見ても、一様に論理的であるというのが科学というものであるから、この力はきわめて非科学的なものである。一方で特殊な人間が見ればこの力は充分に論理的であるという可能性が大いにある。そうした意味で、他のものを排除すればこの力は科学的なものだといえる。ユダヤ人がそうしたように、他のものを非人間であると定義すれば、神の存在が科学的なものになるのと同じだ。

表と裏の世界の存在を肯定するニューサイエンス波の趨勢としては、現実世界の原子は目に見えない根源のスカラーな光が電子と陽電子とに分離した際に構成されるものとなっているようである。こうした万物の期限に関する考え方は、かつてニュートンの時代にはまだ根強く市井に残っていたグノーシス波の教義に近いものがある。だからニュートンの師匠であり同僚であるアイザック・バロー(1630−77)は「光は波であるときもあり粒子であるときもある」といったのである。光は神からの伝令だからである。だから神の特性と同じく、質量というものを纏っていない。それが粒子として地上の物体と干渉する場合にのみ、若干の重みを有する。バロー以前の人々、特に新プラトン派のプロティノス(205頃―70)などは、これを光が老化するため、重さを纏い物質化するのだと考えた。

万人にすぐ納得できるであろう物質と波の同一視説の矛盾点は、もしも一点において発散された光のエネルギーが無限のかなたで物質化した場合に、その情報は瞬時にその光が収束したであろうあらゆる球面上に瞬時に伝播して、それ以上の物質化を否定する方向に動かなければならないということだ。即ち同じ波の特性を持つ粒子は、距離に関係なく一個の系として振舞わなければならない。この現実の前には、例の光円錐をもちいた事象の地平の説明なども無力なものとなる。そこで、テレパシーやテレキネシスなどの超能力主義者が息を吹き返すことになる。生命というものにこの考えを適用して、総ての生物は情報交換に関して一つの系を形成し、地球の生態圏は単一の有機体であって、植物の細胞と動物の細胞は、情報の点で互いに相互作用をしている」としたのが、ソ連のヴェルナッキー(1863−1945)であった。情報の根源は光であり、万物の根源は光であって、光の情報量の振幅によって情報やコミュニケーションが行なわれている。

ソ連には、彼の理論を具現化したような超兵器が存在していて、それは1960年1月にフルシチョフによって完成間近であることが告げられたという。ソ連防衛レーダーはその新兵器でアメリカの高高度偵察機U2をソ連上空で同年5月に撃墜したという。超兵器存在の証拠はほかにもいくつかあるというが、1975年になってブレジネフは「人間の精神が夢想だにしない大量破壊の新兵器について述べ、最近になってもジリノフスキーが「ロシアは核兵器以上の破壊力を持ち、西欧を一瞬で壊滅できる秘密兵器を所持している」といっているそうだ。二つのスカラー波を重ね合わせることによって3次元の電磁エネルギーとしてのシールド場を顕現させるのが「テスラ・シールド」ではないかといわれている。ではなぜ、そうした、核兵器のエネルギーも中和・消滅させることが出来る国家が崩壊したのかというと、ソ連やアメリカはもともと国家権力を超える組織が両建てとして採用していたもので、今ではソ連の役割は終わったのだという。ではアメリカにはなぜ超兵器開発の痕跡が何もないのかについては語られていない。


今のところきわめてありそうもない現実離れした主張に思えるが、そう思う通念というものが単に資本主義社会の生んだ想念に過ぎないということを考えるとまるきり見当違いの妄想だとは言い切れない。人類の歴史の中にかつて存在した社会主義、共産主義というものも、その基盤に金銭の流入を不可避の前提としている。金銭の流通=資本主義というものである。つまり多くの人々に吹き込まれているところの社会主義というものは、資本主義経済圏の中の狭い意味の社会主義に過ぎないもので、真の社会主義とは呼べないものだ。現在の資本主義経済なるものを徹底的に破壊しつくさなければ、絶対平等の平和な時代は決して訪れるものではない。大体特許権なるばかげたものにいまだにしがみついているのが、資本世界にどっぷり漬かってひねもす資本経を唱えていることの証拠である。金さえ手に入れば幸福になるなどと教えたとんでもない悪魔はどこの誰なのか。

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