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zoom RSS いじめについて

<<   作成日時 : 2012/09/09 17:15   >>

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いじめ問題がエスカレートしてきて、いじめっ子は強制的に不登校にすべし、などという情けない話まで台頭して来た。問題は当然いじめられるような子どもを生んだ親の責任であり、その責任は当然子ども側に継承されているというのが歴然とした事実であるのに、子どものほうはあくまで自分の自由意志というものは、親の意思の影響からは絶対的に自由であるという思い込みを持っている。そこから葛藤が生まれる。意思の薄弱なものは、精神的な葛藤が脳の内部に生じたとしても、元来知的能力が不足がちであるから、肉体にはその葛藤の影響は出てこない。所謂パニック障害というものが意思の比較的強固なものにしか顕現しないのと同じく、いじめられっこというものに付き物の根暗で陰湿な性格というものも意志強固なものにほど染み付きやすい。大衆的なにおいのするものがいじめっ子に多いのはどうも確かであるのに、なぜか大衆の多数派は自分たちとは遠い者たちの側を支持する。彼らの基準となるものはまったく場当たり的で統一性がない。

ただこれらの陰湿な性格を帯びたものたちの知能がその他もろもろの三分の2の水準に達しない場合にはとりわけその陰湿さが世間のスクリーン上に異常に肥大して映る。彼らの知的能力が、世間から自らの陰湿さを隠、し通しておくに充分でないからである。したがって、たとえそれが客観的に見て、明らかないじめに該当するものであったとしても、いじめられている本人に陰湿さというものがない場合、即ち本然的な葛藤が存在していなかった場合、暴行を受けている当の本人にはいじめられているという意識は発生しない。昔日の社会において、おそらく現在異常に悪辣でむごたらしい暴力事件が頻繁に在ったと推定されるのにもかかわらず、いじめ問題が過去の社会には存在しなかったという主張の根拠とされるのは多くこのことに起因する。

多くの大衆がこの問題を処理するに当って重視するものは、論理ではなくて感情なのであろう。だから彼らの結論というものは、常なるものと変わらず、真実とは逆向きなのであろう。虚偽のほうが真実に見えるからである。希望にあふれている至福の未来というのは想像の中にある。しかし、大衆が想像したときに最も魅力的に思えるものは、最も悲観的なシナリオだ。彼らは決して楽観的な希望は選択しない。それゆえに現実に彼らに降り注ぐものといえば常に悲劇のみである。


「意志薄弱ではパニック障害者やいじめられっこにはなりえない」という幼稚園児(ただし幼稚園児では、「だからいじめられっこは意志が強い」という結論を引き出しそうだ)でも考え付きそうな簡単な三段論法さえ提示できないという事実は、大衆の思考力がいかに鈍磨しているかということを示すものとして注目される。因みに、生物の引き起こすもろもろの反応は、三段論法のような人間側の論拠とは反対に動くことも多い。しかし、そんなことを考慮したうえで、大衆が上述の論法を避けているとしたなら、たとえば彼らが放射能に対して有する得体の知れない妄念がいったい何処から湧き出してくるのか説明が付かなくなる。大衆はただただ巧みな操作性を有した魅惑的な一部の特異な論説に磁石のように機械的に引き付けられて行くのみなのだ。彼らの盲動性は実に鼻持ちならないものであって、私としてはあのようなみだらなものたちは一人残らず補導されるべきであると思うのだが、残念ながら大衆は多数派だから大衆というのであって、わが意見が多数決により却下されるというのは必然でありそうだ。


まったくあのような忌々しい愚か者どもは、誰も彼も糞を食って死んでしまえばよいのだが!



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