森の散歩

アクセスカウンタ

zoom RSS 納税ということについて

<<   作成日時 : 2013/03/04 16:55   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

確定申告も午前中にすんなり終わった。納税は国民の義務だから守るべきだなどといって、さも税金をきちんと納めることを殊勝なことのように語る輩が多いが、世の中の石潰みたいなのがのさばるのは、彼らが欠かさず納税義務を順守しているからではないのか。社会の擾乱者が口癖のようにつぶやく捨て台詞は、「自分たちはきちんと税金を払っているのだから、道端に痰を吐こうが、たばこのはいをばらまこうが、すべて我々の自由なのだ」という文句である。彼らに納税の義務を負わさなければ、おそらく彼らはそのようなへ理屈はできないはずである。義務がなければ、そのような連中は金を払ってまで自分たちの町を整備しようなどという気持ちを抱くわけがないからである。

「納税は国民の義務だから、税金は納めなければいけない」などという単細胞な人間がしばしば存在するが、「税金を支払っているのだから、他人に迷惑をかけても許されるのが当たり前」という理由で、平然と街中にごみを捨てて歩いている礼儀知らずなものの数は、脱税を諮るものなどよりもはるかに多いのである。彼らは脱税しているわけではないので、公共機関も彼らを取り締まることはできない。法治国家において公共機関の個人に対する強制捜査が許されるのは、各種犯罪を除いては、ただ脱税の場合のみだからである。納税さえ遅滞なく済ませておけばかなりの非常識もまかり通るという世の中では、それを隠れ蓑にした数々の悪戯がはびこるのは当たり前のことだ。

しからば納税の義務制度というものを撤廃したならばどうなるかである。これならば「あんた税金払ってないからダメ!」ということになって、街中の非常識な輩を取り締まることができそうだ。上に述べたように、こいつらは後講釈で納税を盾にしているだけで、もしも支払わなくてよいというならば絶対に支払わない性格だろうからだ。

国家の収入がなくなるから、納税だけは国民の義務にして、強制的に徴収しなければならないという性悪説を根拠にした主張もある。しかし、これにもかなりの疑問がある。つい最近の事例では、郵便配達料金の値上げというものがあった。この時郵便料金の未納不足問題があちこちで起こったらしいが、郵便局側のとった対応は、料金未納のまま配達してしまうというものであって、配達の際「この郵便物はいくらいくら不足なので、切手を貼って投函してくれ」と記したぺらぺらの葉書を同封しただけだった。当然切手など返すも返さないも各人の自由なのだが、郵便局側の調査ではほとんどのものが返還されたという。中には郵便局あての葉書にわざわざ余分な切手を貼ってくるものもあったらしい。こういうことを思うと、意外と税金を余分に支払おうというものも多そうだ。第一自分の街がきれいに整うのであるから、ちょっとしたファッションの類のようなものだろうと思う。趣味の一環で余分に納税してくる向きもあろう。今の税務署ではセンスがないので皆嫌なのだ。金が取れるも取れないもセンス次第だ。国家と税務署の価値ともいえる。流行のファッションと同じくらい納税に魅力があれば、有能なセールスマンと同じような活躍が税務署員にも可能だ。



新くらしの税金百科(2012→2013) [ 納税協会連合会 ]
楽天ブックス
マンガと図解 納税協会連合会 納税協会連合会 清文社発行年月:2012年08月 ページ数:315p


楽天市場 by 新くらしの税金百科(2012→2013) [ 納税協会連合会 ] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル





納税者の権利 [ 北野弘久 ]
楽天ブックス
岩波新書 北野弘久 岩波書店発行年月:1994年10月 ページ数:248p サイズ:新書 ISBN:


楽天市場 by 納税者の権利 [ 北野弘久 ] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル





日本人の納税者意識 [ 藤巻一男 ]
楽天ブックス
藤巻一男 税務経理協会発行年月:2012年03月 ページ数:177p サイズ:単行本 ISBN:97


楽天市場 by 日本人の納税者意識 [ 藤巻一男 ] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
納税ということについて 森の散歩/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる