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zoom RSS 残業手当のカットについて

<<   作成日時 : 2015/02/18 10:47   >>

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次のような記事が目についた。なかなか私には好ましく聞こえる話だ。できれば年収500万以上のものにはすべて適用してもらいたいものである。世の中、過剰生産は防止しなければならない。日本人には働きすぎに対する罪の概念が欠如している。特に戦後30年くらいの間に行われた画一化のロボット教育が原因だ。高度成長時代の日本人は人間味のない動物としか評されなかった。彼らはどこの国でも「エコノミックアニマル」と呼ばれた。

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「残業代ゼロ」法案提出へ 厚労省、来春の実施目指す
朝日新聞デジタル 2月14日(土)5時44分配信


 厚生労働省の労働政策審議会は13日、長時間働いても残業代などが払われない新しい働き方を創設する報告書をまとめた。労働組合などからは「『残業代ゼロ』になり、働き過ぎの歯止めがなくなる」と批判の声があがるが、厚労省は今通常国会に労働基準法改正案を提出し、2016年4月の実施をめざす。

 新しい働き方は「高度プロフェッショナル制度」と呼ばれ、導入のねらいについて、報告書では「時間でなく、成果で評価される働き方を希望する労働者のニーズに応える」とした。

 高度な専門知識や技術、経験を持つ労働者を対象にし、為替ディーラーやアナリスト、コンサルタントなどを想定する。

 年収の条件としては、「1075万円以上」と省令に明記する。何時間働いても残業代や深夜、休日手当が支払われなくなる。企業で導入する場合は本人の同意を条件とし、年104日以上の休日取得など働き過ぎを防ぐ仕組みの導入も求める。

 報告書には、労使で事前に決めた労働時間に応じ賃金を支払い、追加の残業代が出ない「裁量労働制」の対象を、営業職の一部に広げることも盛り込まれた。

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政府関係者の中では、残業代をゼロにすることで不要に働く人間がいなくなると見越しているようである。もしかすると、政府関係者は過剰生産が恐慌を招くという経済理論を受け入れ始めているのかもしれない。もちろん、まだまだ『今さえよければいい』というもの達が圧倒的に多数であろうから、労働組合の人間などは反対だろう。

こうした考え方の延長にあるのがベーシック・インカムの理念だ。短絡的なものは気が付かないだろうが、この制度は無能な人間を雇用者が自由にカットできる制度につながっている。通説とは逆に、働きたくないものでも有能であれば、無理やり好待遇で企業にスカウトされる社会の到来を示唆する制度なのだ。

いわゆる窓際族などというものは、ただ手当をもらうためにのみ社内をうろついているのみで仕事などというものはほとんどしていない。新型うつ病などというものもこうしたものだが、病気のために自分の意志に反して怠けてしまう、ナルコレプシーなどというものもこうしたタイプだろう。会社経営者としてはそういったものも排除したいであろうが、今の社会制度の下では排除するわけにもいかない。ベーシックインカムが実願すれば、無実で病気になっているものも自由に馘首できる。そうなると、企業の効率というものは大変に改善される。余分な者を3割カットすれば、全体の効率は倍くらいになろうというのが現代企業だ。人間の心理というものは遅いものに歩調を合わせがちなことを考えれば、もっと行くかもしれない。特にIT企業などではそうだろう。

一方で「残業代ゼロ法案は過労死を防ぐ」などといっている人もいるようだが、これは少々疑問だ。過労死するような人は人の言いなりになって働くけしからぬ人間で、元来が人間味のない犬のような忠実アニマルである。好んで環境の奴隷となる。一種の病気であるから、法整備などによって減少する性質のものではあるまい。仮にベーシックインカムのような福祉策が充実した社会になろうとも、そうした精神病の類のものがなくなるとも思えない。もともと遺伝子に一種の不備があって過労死などを発症するものは、社会環境が改善したならしたで新たな病気を見出すものである。そもそもこうした人間というのは、働きすぎが恐慌の原因かもしれないということが全く分かっていない。そんなことは考えたこともないのだろう。自分のことだけ考えて働くタイプだ。そうして自分では世のため人のために骨身を削って働いていると勘違いしている。実に救いようもない連中で、バブル崩壊のあと何十年も打開策を見出しえなかったのも、昔の教育法ではこんな機械人形しか生産できなかったからだ。前にも述べたが、このことは数学者の岡潔が散々問題提起していた。彼の憂い通り、今のバブル後の日本社会にはふぬけのような中高年があふれてしまった。今ようやく学問やスポーツの分野で個性を持った人物がぽちぽちで始めているところだ。

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