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zoom RSS 旧陸軍の社会主義運動について

<<   作成日時 : 2018/08/19 09:44   >>

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社会主義だとか共産主義だとかいうと、それだけで資本主義よりも劣った政体であると無条件に決めてかかるというものがやたらと多い。それもソ連だとか中国などといったいじめられっ子特有の反抗的国家のみを引き合いにして云々するものばかりである。果たしてソ連のスターリン政治が失敗だったかというと、どうにも肝心の子孫の国では「祖国の英雄」などと担ぎ上げられているらしい。どういう体制の国であっても、良い面悪い面両極端というものはあるもので、社会主義政策を巧妙に織り込んだ北欧諸国などの社会主義色の強い国が日本よりも劣っているなどとはとても思えない。以前にも再三書いたと思うが、最良の国策は無政府である。これはかの福沢諭吉もそういっていたことでもあるし、今更間違えそうもない。

国民選挙などを見ると、共産党支持者も全体の1割くらいはいる。だから社会主義支持者もそれ以上はありそうなのだが、自由論争の封鎖なのかなんだか知らないが、そういう意見はネットでもあまり見受けない。たいてい決まったように「・・騙されてはいけない。・・」なんていう文句を使っているのは、その本人が物事をよく見ていないという標であるから、この種の意見はあてにならない。

大体、陸軍は海軍と違って上司と部下で食事の優劣はなかったなどというと、非常な美談として語られるのが常である。ただ昔というのは大概今思うよりもはるかに自由であった。それは戦時中においても案外そうであったかもしれない。であるから部隊舞台において多様性に満ちていたということがあっただろうとも思う。もちろん現代社会の数値にはあらわされない閉塞性や不平等な現状と比較してのことだ。

ただ敗戦色も濃厚になってくると、いわゆる学徒出陣などはかなり優遇されたらしい。優遇といっても、異例の昇進の速さで、半年もたてばもう将校クラスだったらしく、こんなのはもう社会主義色とは程遠い。古参のベテラン兵とは大違いだ。こうした優遇話についてはテレビなどではあまり報道しないから、もう戦後3世代目ともなると『学徒可哀想』などと総じて思うようである。まあ、例外としてノーベル賞級に優秀なのは学徒免除だったという。大概は古参兵からは白い目で見られていたらしい。『殴るなら階級の低い今のうち』と、大した理由もないのに学徒は一般兵の何倍も気軽に殴られたようだ。インテリに対する悪感情というものが戦後の日本では長らく渦巻いていたというのも、一つにはこういうこともあってのことかもしれない。学徒の方でも、勇気のある所を見せようとして、ために戦死したという話も少なからずあるようである。

陸軍の方では、こうした学徒出陣連中の速い昇進が軍隊内でのいじめの横行につながるとして、彼等の早期昇進に反対する提議も多く出されたそうであるが、戦争を起こしたのは陸軍が原因というのだろうか、どうも問題視されなかったようでもある。

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