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<<   作成日時 : 2018/09/08 09:06   >>

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日本海軍対英海軍の戦いであるが、イギリスの方は日本軍の暗号を丸々解読していた。多分そのおかげで日本軍が楽勝したという話。当時からそうだったのかは知らないが、日本人は性格上時間を守る国民だったのかもしれない。しかしイギリスのほうが『自分たちが時間厳守だから日本もそうだろう』と決めつけたのかもしれない。

今では「手違い」ということになっているが、案外真相は違っていたりする。日本軍の申し合わせでは、「4月1日にセイロン島を攻撃する」ということになっていた。「4月バカの暗号かもしれない」などとはイギリスは考えなかったようだ。それで、4月1日に攻撃がなかったのであとは安心しきっていたが、五日になって日本軍の攻撃を受けた。油断していたので日本軍の大勝利となった。

昭和17年のことだ。日本はこの攻撃に空母を5隻も使ったため、太平洋の警備がおろそかになり、東京が初空襲を食らった。この時機動部隊を率いていたのがミッドウェーと同じ南雲忠一だが、よほど水雷が好きならしい。第二次攻撃の必要があるといわれ、爆弾に換装したが、そのすぐあと敵艦を見つけると全機水雷に換装しか得ていたらしい。非常なスキが生まれて危険だったわけだが、ミッドウェーでも同じことをやって、この時は運に見放された。なぜ危ないことをわざわざ行うのだろうか。この時は艦に搭載の零戦が全機出撃中で、護衛なしでの攻撃は非常に危なかったらしい。レーダーに捕捉されて殆ど無駄な出撃だったようだ。それだからといって敵空母を発見していた段階でぼやぼや換装していたのも危ない。何も全機換装などしなくてもよかったようにも思う。それだから甲板上に爆弾が並んでいるところを攻撃されて、ほとんど自爆してしまったようなことになった。爆弾を格納庫にしまう時間さえあれば、少々の爆撃で沈没などしなかったそうだが、5分や10分で全部しまえるものなのだろうか。「運命の5分間」などとよく言われているからである。もう一つ、南雲中将にゆとりをもたらせた要因として、米パイロットの練度がこの時点では低かっただろうということがあるかもしれない。航空母艦からの発進がそう速やかにできなかったとしたら、のんびりしていたのも頷ける。

もっとも、ミッドウェー作戦などもともと予定していたものではなかったらしい。ニューギニアのポートモレスビー攻略がだめになり、その間帝都が空襲されたこともあって、はじめは反対していた海軍軍令部も連合艦隊の意見を採用したものだ。もともとジャワ島などの油田地帯を占領するのが目的で、そのあたりまで進めばいい条件で講和できるのではないかと思って始めた戦争だったようだが、油田地帯を手に入れても、輸送がだめだったことまでは考えていなかったらしい。ポートモレスビー攻略の前に空母が沈められてから狂いがどんどん拡大していった。

太平洋戦争の始まりは、昭和16年12月8日の午前1時30分に、マレー半島のコタバルでの英軍との交戦だったそうだ。同盟国であるドイツがすでに戦争中だから、イギリスへは宣戦布告の必要なしだった。その日の夜明けにはフィリッピンの米軍基地を台湾航空隊が空襲する予定だったらしいが、濃霧のためうまくいかず、午前9時になってようやく200機の大編隊が発進した。ハワイ奇襲は油田地帯確保まで米軍を抑える目的だったらしいが、あまりうまくいかなかった。同日香港要塞を落とすべく九龍半島にも4万ほどの日本兵が上陸している。相当の要塞基地だったのか、英軍は1万2千名ほどだったらしい。水が足りなくなって英軍は2週間で降伏したが、この時の参謀が栗林忠道少将であった。12月8日に行われた4大作戦の中でも、香港とフィリッピンは案外話題にならない。その後島伝いの攻略をすすめ、予定通り油田地帯のボルネオやジャワを手に入れた。陸軍にしてみれば海軍のボケのおかげでことごとく失敗したように見えただろう。何しろ油を運ぶのは海軍の役目だといえる。真珠湾がうまく行っていたら、一年くらいは余裕で防衛ラインを築けただろう。それか、今更思うのだが、潜水艦による防衛ラインに徹していた方がよかっただろうということもある。潜水艦による攻撃は案外うまくいっている。戦艦大和などを建造する暇があったら、潜水艦300隻作る方がよかったのではないか。それなら何年でも防衛出来たろうから、アメリカの方から講和してくるだろう。しかしせめて日本兵のマナーがそこそこであったならまだ言い訳もできるかもしれないが、どうも最初からダメだったようでもある。

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