テーマ:科学

玉虫色について

トンボやセミの羽にサラダ油を塗ってもそれなりの色彩の変化は出せると思うが、夢中で羽ばたいているうちに油分が飛び散るか蒸発して、しばらくすると単調なつまらない色に戻ってしまうだろう。タマムシの羽の地の色は緑だが、何層にも透明な層が取り巻いていて反射光との干渉作用で赤や黄色の色を作り出す仕組みになっている。色がついていない羽のほうが面白かっ…
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がんのフマル酸呼吸

フマール酸呼吸というのは、酸素がほとんどない環境で行う効率の悪い呼吸法で、回虫などが行うやり方だ。代謝の仕組みを1937年に明らかにしたドイツのハンス・クレブス(1900-81)に因んでクレブス回路ともトリカルボン酸回路(TCA回路)とも呼ばれるものの中間体から発生する効率の悪いエネルギー生産法らしい。 しかし、一方で、動物のエネ…
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温暖化議論であまり耳にしないこと

それは地球が磁石だということである。現在、北磁極はS極であり、南磁極はN極である。地球磁場の成因の99%は地球内部からの要因であり、80%は棒磁石として禁じえきることがガウスによって証明されていたことや、100年間におよそ6%も地球磁場が弱まったことなどがウィキに書かれている。ただ、磁場の気候に与える影響を過大視し過ぎると、地球はどうし…
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量子コンピューター

もう何十年も前から、今にも出来そうなことを言っていてちっとも進展しないのが「核融合発電」だ。それと、理論面のほうではもっと古くから追及されているがやはりどうも一向に日の目を見ないようなのが「ひも理論」とか「超ひも理論」である。何かアインシュタインのような超弩級の学者が得てくれば一代でさっさと片付けてしまいそうに思うのだが、それほど難題な…
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夜明けの空-冬の天の川

早起きして雨戸をあけると、西北のほうの空に明るい星々がやけにたくさん光っている。星座早見盤で知らべてみると、どうもあの辺は天の川を挟んで小犬座のプロキオンとおおいぬ座のシリウスが向かい合っていて、こちらのほうが七夕のものよりも形よく川の向こう岸に鎮座しているように見える。銀河円盤の中心はいて座の方向にあるから、いわゆる夏の星座というのは…
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ピタゴラス・コンマ

ブルーバックスの「音律と音階の科学」という本にあったが、どうも人により解釈は色々だ。筆者の小方厚氏は物理の方の人でプラズマの専門家であった、音楽は義務教育以来正式に学んだことはないという。この書物にしても、未だ誤りが多数あるということで、増補のたびに明らかな誤りは訂正してきたが、その増補も23回に及んできたという。23回もいろいろ修正し…
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ジンギスカンの遺伝子

ネアンデルタール人とホモサピエンスが交配できたということは現在常識みたいになっているらしい。ヨーロッパ人とアジア人のゲノムの2%くらいはネアンデルタール人に由来するという。アジア人はこのほかにデニソワ人なるもののDNAも持っていて、メラネシア人においてはその頻度は5%強にも達するという。アフリカ人にはデニソワ人の遺伝子は見当たらないかほ…
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無限について

一般の人が疑問に思うのは、物を2倍にしたら2倍になるはずであって、2倍しても元と同じというのは変ではないかということであろうが、大きい物を2倍にしてもきっかり2倍にはならないということは、天体観測などを趣味にしてしょっちゅう高倍率の望遠鏡をのぞいている人にとっては馴染みの概念だろうと思う。 10メートルの距離と20メートルの距離を…
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サーモハライン対流

海の教科書 波の不思議から海洋大循環まで (ブルーバックス) [ 柏野 祐二 ] - 楽天ブックス 熱(サーモス)+塩度(ハロス)の変化によっておこる流れだからこういう。塩とは、昔パラケルススが物質構成の3大要素として、彼が軽蔑していたかもしれない錬金術師の迷妄的な伝統である硫黄と水銀に加えて、世界霊魂をも形作るとした物質のことで…
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雲には凝結核が必要

雨はどのような一生を送るのか 降る前から降った後までのメカニズム [ 三隅 良平 ] - 楽天ブックス 『雨はどのような一生を送るのか』という本(*)に、半径1000ナノメートル(1ミクロン)以下の水滴は、気温20度の下では湿度100%でも蒸発するとあった。半径1ナノメートルの水滴だと湿度300%近くあっても蒸発する計算だそうだ。だか…
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物質の探求

【中古】 物質理論の探求 ニュートンからドールトンまで / 島尾 永康 / 岩波書店 [新書]【メール便送料無料】【あす楽対応】 - もったいない本舗 楽天市場店 近代科学への道を開いたのはイタリアルネサンス期のダビンチかデカルトなのだろうが、具体的に科学の世界への探索を始めたのはイギリスのボイルだともいわれている。イギリス人といって…
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黄道十二宮と錬金術のマーク

マグダラの書 ホルスの錬金術とイシスの性魔術 [ トム・ケニオン ] - 楽天ブックス サイン(占星術)という項目がウィキにあって、サインとは古くは宮といったなどとあるが、別段今でも宮というのが普通であって「黄道12サイン」とはあまり言わないように思う。一方で、占星術では単に黄道を12等分してそれぞれを宮[sign]としているだけ…
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共生説と膜進化説

細胞内共生説の謎 隠された歴史とポストゲノム時代における新展開 [ 佐藤 直樹 ] - 楽天ブックス 細胞内共生説というのが一般だが、ぜひ対立するというようなものでもないだろう。人間のカテゴリー分類基準が歪んでいる方が大きいのかもしれない。4次元のものを3次元の目で立体視しても断面しか見えない。3次元のものを2次元で見た場合ではつ…
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日の出について

日の出・日の入りの計算 天体の出没時刻の求め方 [ 長沢工 ] - 楽天ブックス 毎年勘違いしているのだが、一年で最も日の出が遅いのは1月5日だと思っている。そうして調べてみると、1月8日前後であることに気が付く。今年は1月3日から13日までの日の出が6時51分と分刻みでは最も遅い。だから秒刻みではその真ん中の1月8日ごろが最も暗い。…
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物差しにならなかった遺伝子人類学

DNAからみた人類の起原と進化 分子人類学序説 [ 長谷川政美 ] - 楽天ブックス そもそも人類原始人の化石はなぜごつごつしているのかというと、ごつごつした標本でないと風化してなくなってしまうからである。骨粗しょう症の原始人の骨はまず風化散骨してしまうに決まっている。それで原始人の骨は総じてプロレスラーのようにたくましいのだ。・・・…
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ベルヌーイの定理と飛行機

ブルーインパルスの科学 知られざる編隊曲技飛行の秘密 (サイエンス・アイ新書) [ 赤塚聡 ] - 楽天ブックス 航空学の父といえばイギリスのジョージ・ケイリー(1773-1857)だが、その後航空力学はいつ頃頂点に達したのだろうか。1900年中ほどの誰それの航空力学と比べて全く進歩していないのではないかというある技術者の述懐があった…
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海岸線の長さ

海岸線の歴史 [ 松本健一 ] - 楽天ブックス 海岸線の長さランキングというのがウィキにあった。基準がわからない。下に述べるように、ノルウェーの海岸線は日本より短いというのもある。細かく測ればDNAの長さみたいに果てしなく伸びてゆく。一つの細胞の中に2メートルのものを織り込む技術など、到底人類には不可能だ。自然が脳みそなしにただ長生…
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宇宙に取り残された人は暑くて死ぬ

宇宙の大地図帳 地図で旅する宇宙空間「最果ての地」「未来の姿」とは [ 渡部潤一 ] - 楽天ブックス 宇宙服を着ていて呼吸機能には差しさわりがなく、星の光もそうまぶしくない場所と仮定しての話だ。 宇宙空間は絶対零度などというから寒いというイメージがするが、考えてみれば、深海と違って体温を奪われるということがない。周りに分子…
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超高速宇宙船はどのように見えるか

耳をふさいで超音速旅客機を見ていればそれがまっすぐに飛んでいるということはすぐにわかるが、音だけを聞いている人はそれが空中の一点で突如反対方向に爆発したかのように聞こえる。 雷鳴においてもそれはいえるのであって、雷鳴の場合は最初のほうがエネルギーが強いはずであるので、乗物にたとえると逆の方に動いているように聞こえていると思うのだが…
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「人間はどこまで耐えられるか」という本があるようである。

人間はどこまで耐えられるのか (河出文庫) [ フランセス・アッシュクロフト ] - 楽天ブックス 人体の限界 人はどこまで耐えられるのか 人の能力はどこまで伸ばせるのか (サイエンス・アイ新書) [ 山崎 昌廣 ] - 楽天ブックスずっと前に話したように、160℃のパン焼き器の中に短時間はいっていたというのが記録だというが、興味本位…
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大気の構造

謎解き・海洋と大気の物理 (ブルーバックス) [ 保坂 直紀 ] - 楽天ブックス 戦艦大和の主砲を45度の角度で打ち上げると40キロ向こうまで届く。ライフルの銃弾も大和の大砲と同じ初速度で打ち出されるが、こちらはたった4キロしか飛ばない。重くなれば重くなるほど空気抵抗の度合いが少なくなるからだ。 大和の主砲では初速度が遅す…
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取り締まるだけ無駄な大麻

マリファナの科学 [ レスリー・L.アイヴァーセン ] - 楽天ブックス 大麻を喫っても別段ハイテンションになるわけでもなく、リラックス出来るのだという。それで海外ではもろもろの国が解禁の方向に向かっている。オランダではもうずっと前から解禁しているが、社会にさほど不安のない所ではすっても無意味なので、オランダのようなのどかな国だとほと…
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エイコサノイド

プロスタグランジン研究の新展開 (現代化学増刊) [ 室田誠逸 ] - 楽天ブックス 健康障害の多くは、エイコサノイドというホルモン疑似物質の過剰生産によっておこる。エイコサノイドはアラキドン酸(20:4n-6)という脂肪酸から合成される。エイコサノイドは生体の炎症反応に関与し、リウマチ様関節炎や乾癬の引き金となったりする。正常な過程…
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リノール酸とアラキドン酸

現生人類の進化とうつ病 脂肪酸はうつ病を治す [ 森下茂 ] - 楽天ブックス リノール酸の摂りすぎは心筋梗塞のリスクを高めてしまうということになっている。かつては健康に良いとされていたが、もう30年くらい前からその弊害が問題となっていた。しかし、世の中というのは簡単には動かないもので、完全に駄目だという気風がみなぎったのは15年ほど…
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地球温暖化と台風の大型化には正の相関はあるか

ほとんどの人はこれらが強い相関関係を持っていると思っているようだ。もちろんそのように思っていない人も多数存在している。温暖化自体を信じていない人も多い。 台風が大型化してるというのは、台風というものは海面からの水蒸気の蒸発によって成長するものだからだ。であるから海水温が温かくなれば当然蒸発する海水の分量も大きくなり、台風はより急速…
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クォーク

普通化学などで原子の構造を問題にする場合は、電子と陽子、中性子で十分だ。しかし、どんどんどんどん原子の構造を調べていくうちにいろいろな粒子が100個以上も見つかったらしい。それでまとめる作業が起こった。電子の仲間を軽い粒子、レプトン。陽子の仲間を重い粒子、バリオンということにした。そして核力の素などの中間子など中間の重さのメソンだ。バリ…
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歩くのと走るのとではどちらが濡れないのか。

図解・気象学入門 原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図【電子書籍】[ 古川武彦 ] - 楽天Kobo電子書籍ストアこのところ連日のようにこの事ばかりネットで3軒ほど調べている。同じ時間の場合は走った方が濡れるに決まっている。大体雨粒と同じ速さで走るから2倍くらい走った方が濡れる。 問題は同じ距離の場合だ。下からの跳ね返りを全く無…
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温暖化で涼しい7月

異常気象と地球温暖化 未来に何が待っているか (岩波新書) [ 鬼頭昭雄 ] - 楽天ブックス今年の7月はなかなかつゆが晴れない代わりに、むしむしするかと思いきや案外と涼しい日々が続いている。 雨が降ると浮力が増すのか歩きやすくなるのかどうか知らないが、犬や子供は元気になるようだ。空気中の水蒸気が増えると密度が低くなるということか…
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なぜ遅い中性子のほうが危険なのか

中性子スピン光学 [ 阿知波紀郎 ] - 楽天ブックスどうもエネルギーの大きい中性子ほど危ないと思っている人が多そうで、これは国会議員などでもそう思っている人が多いのではないかと思う。 伝統的に、数十メガ電子ボルトから数百キロ電子ボルトの中性子を速中性子、100キロ電子ボルトから0.1電子ボルトのものをエピサーマル中性子、媒質中の…
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太陽の赤方偏移

太陽スペクトルが重力の影響で長波長側に若干ずれるということはほとんど語られていない。しかしもしも太陽が遠ざかっていると仮定するならば、毎秒640メートルほどの速度で後退していることになるそうだ。光速度にしたら全然大したことはないが、それでも若干の補正というのが必要ではないのかとも思う。 赤方偏移の度合いがうんと強烈になってくると、…
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