テーマ:ヨーロッパ

ラインの守り

【中古】 バルジ大作戦 上 / ジョン・トーランド, 向後 英一 / 早川書房 [文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】 - もったいない本舗 楽天市場店 ナチスドイツの最後の大反撃となるアルデンヌ侵攻、バルジ大作戦(ラインの守り)の開始される前日の1944年12月15日悪天候の中、ロンドン郊外のベドフォード基地から飛び立ったUC6…
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ダムバスターズ

アブロ・ランカスター爆撃機 ドイツを崩壊させた英空軍機 (光人社NF文庫) [ 鈴木五郎 ] - 楽天ブックス 石切り爆弾を思いついたのは、英ヴィッカーズ兵器会社の技師バーンズ・ウォーリス(1887-1979)だった。戦争が始まって以来、イギリスは敗戦続きで、首都ロンドンまで連日の爆撃にさらされている。何時ドイツ軍が上陸してくるかわか…
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文字の書き順について

古代ギリシャアルカイック時代の文章の書き方は「牛耕式」という奇妙な書き方だったらしい。はじめ左から一文字ずつ書いていき、折り返し点まで来たら今度は右から左に書く。しかもその際文字を反転させる。反転させないと読む向きがわからないからである。ギリシャ語ではこのような記法を「ブストロフェドン」という。プテラノドンといった感じの名前だが、古代に…
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重水と原子爆弾

ノルスク・ハイドロ爆破工作という計画が第二次世界大戦中に決行されたという話はほとんど耳にしたことがない。いちはやくドイツの核兵器製造を恐れていたのはどうやらフランスであったらしい。戦争が始まった後すぐにノルウェーの重水製造者と交渉して、秘密厳守という約束で、ノルクス社の重水をすべて(185キログラム)買い取って本国に持ち帰った。当時核分…
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『ソクラテス以前の哲学者』

アリストテレスの科学の定義が現代にも受け継がれて、タレスなどは自然哲学者ということになってしまっているというが、彼らもまた人間や社会のことを考えたというのが筆者の廣川洋一氏の意見だが、アリストテレスの自然学の定義も粋なものだ。魂も肉体と不即不離であるから自然学の対象だという。自然とは変化する運動のことで、存在を存在そのものとして思惟する…
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メデュース号事件

メデュース号というのは、ナポレオン時代のフランス海軍のフリゲート艦の名前だ。イギリスから返還されたセネガルへ向かう途中、モロッコ付近で船が座礁し、救命ボートに乗り切れなかった150名をいかだに載せて曳航したが、間もなくロープを切り離したというものだ。150名のうち生き残ったものはわずか15名だったそうだが、15名も生き残ったから歴史に残…
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『ソシュールと言語学-コトバはなぜ通じるのか』を読んで

フェルディナン・ド・ソシュール(1857-1913)といえば、現代言語学の創始者などといわれるのが常である。しかし、実際には、当時いまだ南北戦争を続けていた未開発の新興国家であった合衆国のプラグマティズムの祖チャールズ・サンダーズ・パース(1839-1910)の言語論のほうがはるかに緻密で完成されたものだったという。パース本人はだれが見…
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無法地帯の平和

デンマークの首都コペンハーゲンに「クリスチャニア」という風変わりな地区がある。もともとは軍の所有地だったらしいが、近所の住民が勝手にフェンスを壊すと、どこそこからヒッピーたちが住み着いた。 以下、ウィキから引用。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B…
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『デカルトの旅 デカルトの夢』を読む。

1989年に岩波書店から出された本の文庫化だ。2014年の文庫化に当たって筆者の田中仁彦氏は、「本書がはっきりとその誤りを否定した諸権威は今も相変わらず健在のようである」と書かれている。どこもかしこも旧体制が復活している。医療機関だけではないようだが、学問の研究世界は、まだ世間の金満勢力とは少し距離を置いているだろう。間接的なつながりは…
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『ケルト神話の世界(上)』を読んで

ケルト人というと、どうもイメージはイギリスだが、歴史をさかのぼれば元来のアジトは今のスイスあたりにあったらしい。古中央ヨーロッパにやや広がったころのケルト社会を特に「ラ・テーヌ文明」とも呼びならわしている。さらにヨーロッパ全域へ広がり、最盛期はヨーロッパ全体の三分の二を占めていたという。農耕においても産業においても、ローマ人よりも進んで…
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アメリカ人の気質について

ふと、イギリスの哲学者モーリス・クランストンの『自由』という岩波の新書本が目についた。かなり昔に購入した書物で、当時430円だったらしい。英国版の初版は1953年に出ている。日本の初版は1976年だ。1982年の終わりころ購入したが、字が細かすぎるので嫌気がさしてそのままにしてあったものだ。 その本に、イングランド、フランス、ドイ…
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『ドイツ高射砲塔』

久しぶりに軍記ものだ。といっても防衛の方だが。ベルリン、ハンブルグ、ウィーンの三都市に、それぞれ3,3,2か所に設けられた。ベルリンの3か所とハンブルグの1か所のものがもっとも古く巨大なものであった。厚さ2.5メートルのコンクリートの壁で、いざとなれば3万人収容の防空壕になるものでもあった。このような施設をもし日本で作ったと仮定しても、…
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『アブロ・ランカスター爆撃機』を読んで

ドイツ最後のビスマルク級の巨大戦艦であったティルピッツを重量6トンのトール爆弾で撃沈したイギリス空軍の4発重爆撃機だ。 しかし、最高速度は、ゼロ戦などよりは若干速かった(*)が、先日の木製双発爆撃機モスキートにははるかに及ばず、時速にして200キロ近くも遅かったという。ドイツ軍のBF110にしても楽に追い抜くことができたので、ドイ…
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『天界と地獄』

スウェーデンボルク(1688-1772)の英訳本を抄訳したものだという。原著はラテン語で書かれた500ページを超える大著だという。今では彼の名はかなり広く人口に膾炙していると思うのだが、私が学生の頃は全くと言ってよいほど無名な人間であって、教科書や参考書にはその名が載っていることなどなかった。実在の人物かどうかさえ疑われていたかもしれな…
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「633爆撃隊 ラインメイデン作戦」を読んだ。

「ラインメイデン」とは「ラインの乙女」という意味だが、ナチスが開発をもくろむ、高性能地対空ロケットのことだそうだ。フレデリック・スミスという英国人の著作。1939年にイギリス空軍に入隊したそうだ。本書はノンフィクションだが、やや小説めいたところもある。どの道細かいところは極秘機密であったはずであるから、真相など到底わからないだろう。ペー…
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『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』という本をよむ

楽天の週間ベスト3とか何とか言うので取り寄せてみた。大体人気のある売れ筋の本というのは、根拠薄弱な妄想の類であることが多い。現実の世界は案外ルーチンワークで夢の実現なんていうことは起こりはしない。アメリカン・ドリームなどといっても、生まれた時点ですでに過半数の人間はただ社会を維持するためのみの存在者であらねばならないことが定められている…
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『エニアック 世界最初のコンピュータ開発秘話』を読んで

以前、フォン・ノイマンの話をしたとき、彼がおそらく史上最高の高知能の持ち主だったかもしれないという話をしたと思う。ノイマンに好意的な人々はもちろん今でも彼がノイマン型コンピュータの発明者だと言うことを疑ってはいないだろう。しかし、本書の帯には「ノイマン、お前だけは許せない」といささか物騒なことが書かれている。私はどうもノイマンにはマジシ…
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「撃墜王列伝」を読む

こういう人たちの伝記を読むと、世の中には戦闘を好む気質のものもかなり存在しているものだとつくづく実感する。それは今も昔も変わりないものである筈なのだが、あたかも人々は世相が変化したものであるように受け取る。人々が現実にあったと思い込んでいる過去は今や解釈による想像の産物なのであるが、こうした想像の世界がかつては眼前の今の世界と同じように…
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ナチスと安楽死計画(その1)

『ナチスドイツと障害者「安楽死」計画』という本を読んでいる。本書の日本語訳が上梓されたのは1996年の8月25日となっているからもう20年近くたつのだが、世間の雰囲気はいまだナチスが考え出した計画だとなっている。アメリカ生まれのアメリカ育ちらしい筆者のヒュー・ギャラファーは19歳の時ポリオを患い、成人してからはずっと車いす生活だそうだ。…
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『ロシア・ロマノフ王朝の大地』その2

さて、前回急遽2回分に分けて投稿することにしたのだが、国造りの歴史などというものも、人生と似たり寄ったりで、初めのころのほうが面白い。冒険の人生のほうが成功しても失敗しても、平凡でつつがない人生よりは楽しく有意義なものに思える。そうした一連の冒険は年を取ってからではできはしない。          バシリー聖堂↑ ピョー…
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『ロシア・ロマノフ王朝の大地』その1

2007年に講談社から出された興亡の世界史シリーズの第14巻だ。いかにも北欧風の青味のかった白塗りの建築群が口絵を飾っている。やはり世界最大の国土を要するものは、それだけで史上最大の富を誇る。金目のものといえば文字通り金銭くらいしかない戦後日本や米国の叶う相手ではないという印象だ。 本書では、比較的最近の、モスクワ大公国の領土が最…
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第三帝国の時代。

前に少し述べたが、「第三帝国」という言葉を最初に用いたのは、12世紀のイタリアの神学者ヨアキム・デ・フローリス(1145頃―1202)である。フローリス修道会を設立したことで名を残しているがこの修道会自体は細々として17世紀には消滅したらしい。世界史の流れを三位一体論に基づいて解釈し、第1期を「父の国」の時代、第2期を「子の国」の時代、…
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「傭兵の2千年史」を読む。

明治大学教授の菊池良生氏の書いた講談社の新書本で、取り扱っている歴史の舞台は「神聖ローマ帝国」で読んだものとあまり変わらないという感じだが、物の見方でこうも事物に対する印象が変わるものであるということに強い印象を受けた。 最近「アドラー心理学」というものが再評価の気配だが、彼の心理学はニーチェの「力への意志」に強く影響を受けたもの…
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エスペラント語について

岩波新書の『エスペラント』という本のおしまいの方に、「おそらく現在多くの言語学者たちは、『世界言語を創作しようという人々に共通しているのは、どうしようもなく夢想的で子供っぽい思い付きをするんだろう』と感じているに違いない」という風なことが書かれていた。最初の世界言語の発想というものからして、夢かうつつかわからない眠れぬ夜にやってきたもの…
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『白い死神』を読んで。

1939年11月、第一次ソ連―フィンランド戦争(冬戦争)時代の英雄シモ・ヘイへ(1905-2002)の話だ。一人で542人(ウィキには「確認戦果505名射殺」とある)のソ連兵を狙撃したのが「死神」と呼ばれた所以なのだろう。実際にはサブマシンガンの名手でもあり、こちらも合わせると1000名かそれ以上を射殺したといわれている。本書の冒頭が「…
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ノルウェー語について

タメット氏の本の中にノルウェー語は切り立ったフィヨルドの風景だというのがあった。あれから大体1年くらいたつが、ようやくCD付きの簡易本を購入する気になって、『ゼロから話せるノルウェー語』(青木順子著)という本を注文してみた。この前やすいからという理由でスワヒリ語を買ってはみたものの、あまり系統だった書物ではなかったのでやや不満だったが、…
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ネオナチ議員誕生へ

ヤフーのニュース記事を見ていたら、あちらでは極右のネオナチ議員誕生とあった。日本界隈のように、通念に反するものは常に完全否定する地域とは全く異なっていることがわかる。包容力とかスケールの大きさといったものを感じる。 歴史をちょっと調べればすぐわかると思うが、ナチスに扇動されなくとも、ドイツ人は総じて大陸人、特にフランスに対しては大…
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「死の家の記録」を読んで

ドストエフスキーの小説というと、くどくどとした回りくどい粘着質の文体という印象を持っていて、もともと小説というジャンルの世界があまり好きでなかったのに輪をかけてうんざりするタイプのものだと思い込んでいたが、意外と読みやすい。とはいえ特別面白いというほどのものではなかった。やはり書物は科学ものの方が面白い。文学はもこもことしていてはっきり…
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スイスでベーシックインカムの国民投票が行われるらしい。

先月10月8日の記事だ。アメーバピグからのコピペ。http://news.ameba.jp/20131008-123/ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 毎月28万円支給、スイスでベーシックインカム国民投票へ 2013年10月08日 10時15分提供:ゆかしメディア …
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ベニート・ムッソリーニ(1883.7.29-1945.4.28)~①

清水書院の同名の本を読んでいる。「人と思想」シリーズの一冊だ。 1943年7月24日、に開催されたファシズム大評議会では、賛成多数でムッソリーニの統帥権を国王へ返還することが可決された。ベニートの甥のチアーノは「ヒトラーは常に我が国を欺いてきた。もはやドイツと手を握り続けるべきではない」といった。それでも、何とか国王の信任を獲…
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