テーマ:生物

犬の先祖

考古学的な調査からは、人が犬の家畜化を始めたのは2万年前ということになっているそうだ。犬の起源は狼だということになっているが、ずっとのちに豚を飼いならした時でさえ、最初に豚の祖先であるイノシシを飼いならそうとして何人もの農民がその凶暴さの犠牲になったという。狼の凶暴さはけだし猪よりはるかに大きいのであるから、狼をそのまま飼いならしたとい…
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心臓は内臓ではないそうである。

内臓でも間違いというほどのものではない。昔は脳や心臓も内臓であった。今でも、内臓逆位の代表として、心臓位置の反転が挙げられているということがそれを示している。心臓が右についている人は思っているよりも多くて、ダイエーの創業者の中内いさお氏などがそうだったという。成人できるのは5千万人に1人という話もあるが、それにしては数が多すぎる。地球の…
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魚の耳と人の耳

水中での音の波は非常にエネルギーが高いため、魚の耳には外耳や中耳は必要なく、骨伝導で十分だそうだ。水は空気の1000倍の密度を持っているので小さな内耳だけあれば十分だったらしい。ただし、哺乳類の耳のように、鼓室や鼓膜はないが人間などと比べれば巨大で長い舌顎骨(アブミ骨)を持っているので、これが中耳であるといえばいえそうだ。哺乳類誕生前の…
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地球温暖化の証拠

温暖化といっても、夏は5度上がって、冬は4度下がるといった風だから、冬の間はいつもより寒冷化している。それを根拠にして、「温暖化しているなら冬場も暖かくなる筈で、寒くなるというのはおかしい」などと、温暖化はウソであるなどとしている人がいる。 実際のところ、寒暖の差が激しすぎて、気象予報士の誰一人として温暖化を積極的に主張している人…
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鳥類の知能

「ヨウム(アフリカ原産の大型のオウム)のアレックス」のアイリーン・ペパーバーグは、哺乳類の脳はWindowsに、鳥の脳はアップルに似ていると言っているらしい。どういう意味かよくわからないが、鳥の大脳はそう際立って他の部分よりも大きいわけではないが、脳全体の神経細胞の8割が大脳に集まっている。人の脳は8割の容積を脳全体のうちに占めているが…
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ダニについて

数日前にアイリスオーヤマのフトンクリーナーというのを買った。吸い込んだのが色でわかるという奴だが、目に見える髪の毛やらは吸い込まないので綺麗になったかどうか見た目ではわからないという奴だった。掃除機とはまた違うらしい。埃だけ吸い取るが、2、3分でみなフィルターにくっついてしまう。ハウスダストという奴だが、ダニの大きさは0.2ミリ以上なの…
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遺伝子は何でできているのか

昔は遺伝物質はタンパク質でできているとずっと考えられていた様である。シュレーディンガーなどもずっとそう考えていたらしい。これが間違いだということがわかったのはグリフィスの実験からだ。 グリフィス(1879-1941)はイギリスの医師で細菌学者だが、主に肺炎双球菌のS型菌とR 型菌を用いて形質転換が起こることを突き止めた。彼自身は遺…
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植物と動物ではどちらが長生きか

健康・老化・寿命 人といのちの文化誌 (中公新書) [ 黒木登志夫 ] - 楽天ブックス 一般の解釈ではどちらも生き物であるから、同じように生きているものと思いがちであると思う。しかし動物の場合は死んだ細胞はアカとかフケとなっって剥がれ落ちるのに対し、食物の場合は細胞が死ぬことによって植物としての働きを保つというケースがほとんどで…
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ウイルスについて

巨大ウイルスと第4のドメイン 生命進化論のパラダイムシフト (ブルーバックス) [ 武村 政春 ] - 楽天ブックス 最近新型コロナウイルスの話で持ち切りだが、ウイルスというと圧倒的多数は無害なのだそうである。ごくまれに害を及ぼすものがいるのでそこいらじゅうにうじゃうじゃ存在しているのだそうだ。空気中よりも液体中に多く存在する。どうも…
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共生説と膜進化説

細胞内共生説の謎 隠された歴史とポストゲノム時代における新展開 [ 佐藤 直樹 ] - 楽天ブックス 細胞内共生説というのが一般だが、ぜひ対立するというようなものでもないだろう。人間のカテゴリー分類基準が歪んでいる方が大きいのかもしれない。4次元のものを3次元の目で立体視しても断面しか見えない。3次元のものを2次元で見た場合ではつ…
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物差しにならなかった遺伝子人類学

DNAからみた人類の起原と進化 分子人類学序説 [ 長谷川政美 ] - 楽天ブックス そもそも人類原始人の化石はなぜごつごつしているのかというと、ごつごつした標本でないと風化してなくなってしまうからである。骨粗しょう症の原始人の骨はまず風化散骨してしまうに決まっている。それで原始人の骨は総じてプロレスラーのようにたくましいのだ。・・・…
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潜水タンカーの話はどうなったのか

超臨界流体のはなし (Science and technology) [ 佐古猛 ] - 楽天ブックス 水面上では水の抵抗が大きいので、推進力もそれにつれて増さなければならないし、海面上の波だって大揺れもする。 だから抵抗の少ない水面下を走行すれば、揺れることも少なくなって非常に都合がよい。それで全没型のタンカーというのが、…
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なぜ遅い中性子のほうが危険なのか

中性子スピン光学 [ 阿知波紀郎 ] - 楽天ブックスどうもエネルギーの大きい中性子ほど危ないと思っている人が多そうで、これは国会議員などでもそう思っている人が多いのではないかと思う。 伝統的に、数十メガ電子ボルトから数百キロ電子ボルトの中性子を速中性子、100キロ電子ボルトから0.1電子ボルトのものをエピサーマル中性子、媒質中の…
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rRNA分解酵素リシン

このまえ最小アミノ酸のグリシンが星間物質中に存在していることを書いたのだが、その際「グリシンが危険だ」と書いているサイトをしばしば見つけて理由が知りたかったのだが、どうも語呂が似ていることで、タンパク質分解酵素のリシンと間違えているのではないかと思う。 リシンは酵素なので、わずか1分子が細胞内に入っただけで延期切断を繰り返す。そう…
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有機化合物の吸収と放射能の話

ダンピング症候群のダンプというのは、ダンプカーのダンプと同じ意味で、落とすということだ。値打ちのないものを捨てるという意味合いに使われるらしいが、なぜこういう言葉が選ばれたのかよくわからない。食物が胃を経過せずいきなり小腸に落ちるために起こる症状のことで、従来胃の役目は消化の一段階と思われていたのが、どうも食物を徐々に小腸に送ることがメ…
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海生哺乳類の潜水

マッコウクジラは、脳油を固化させたり液化させたりすることによる体積の変化で2000メートルも潜行するというのが一般的な解釈だ。巨大な頭に蓄えている脳油を冷やして固化させることで重りにして頭の先から真っ逆さまに潜航して、浮上するときは血液で温めて体積を増やす。大体90分間200メートルは潜行すると考えられている。深海の頭足類を餌にするため…
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においの感覚について

犬の嗅覚は人間の100万倍に達するものもあるが、わずか1000倍のものしかないものもある。昔何かの本で、犬にはかぎ分けられないがヒトには感じられる物質というのが数種類あるなどというのがあった気がするのだが、どうも何かの間違いだったらしい。ネットをどう検索しても出てこないのだ。進化の過程で獲得した特別な能力が人にだけあったとしても何らおか…
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アセトアルデヒドについて

アセトアルデヒド(エタナール)に何か効用でもあるのかと思っていろいろ調べてみたが、どうも人体には害しかないみたいだ。刺激臭がするので、香水の成分としてわずかに混入されているくらいだ。アルコールやケトン、テルペンの多い芳香油は鎮静剤的な効果を、アルデヒドやフェノール類の多い芳香油は興奮剤的作用があるという研究報告もあるそうである。そうする…
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依存性と鎮痛剤

依存性というとどうしても麻薬を思い浮かべる傾向が強いと思う。テレビなどでも普通に言われていることだが、字面が同じなので、大麻草が麻薬の親分だなどと思ってしまう傾向があるようだが、大麻は麻薬ではない。麻薬取り締まりの対象にはなっていない。毒だからとして禁止されているだけだ。しかし、日本では禁止されている大麻なども、諸外国では自動販売機で売…
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原始人の食生活

この前「ネアンデルタール人の食生活をまねて健康に暮らそう」などというのがあったが、本当に健康だったのだろうかとも思うのである。絶滅したのだからそれなりの欠陥があったと考えられなくもない。あちこちで「パレオダイエット」(*)([palaeolithic]は「旧石器」のこと)というのが流行っていて、本気にしている人が多いらしい。そういうダイ…
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インスリンについて

しばらく書いていなかったが、半年ぶり位で何か調べてみる気になったので適当に何か書こうと思う。といっても、前にも糖尿病の事には触れたことがある。 「インスリンは血糖値を下げるホルモン」などとよく言われる。しかし、血液中の血糖値が下がるのは、血液中の糖分(グルコース)を体細胞が吸収するからで、別にインスリン自体は血糖を下げる作用など何…
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『恐竜はなぜ鳥に進化したのか』

文春文庫の本だ。ネットを見ていたら「面白いのでおすすめ」とあったので取り寄せてみた。しかし、酸素濃度低下が生物大絶滅の原因だったという話はかなり以前からいわれていたものであって、特に目新しいものではない。最近やたらと新説ばやりだが、昔は著作権がなかったので、旧説をモチーフにした新説を表しても訴訟を受ける恐れがないためかとも思われる。本書…
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プテラノドンについて

プテラノドンという名称はギリシャ語で、[pteron](翼)+[an](否定詞)+[adous](歯)だそうだ。[pteronanadous]となると、プテロナナドウスとなりそうだが、終わりの方はかなりいい加減で、やはりドンと付けると恐竜風になる。鳥類は今や恐竜類だが、翼竜が鳥類と通じているかどうかわからないので、一応翼竜と恐竜とは異な…
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『ヒト型脳とハト型脳』

10年以上も前に買ったまま積読のままであったが、最近やっと目を通した。かなり興味深いことがいろいろと書かれていて、鳥類とはこれほど賢い生き物だったのかと驚いた次第である。2005年に出版された本だが、今はもっと新しい説が出されているかもしれない。 かつては鳥類は哺乳類よりも下等だと思われていた。しかしそんなのはどうも昔の話だったよ…
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シマウマの縞模様

昨日の日曜日、「ダーウィンが来た」の再放送をたまたま見ていたら、シマウマの縞模様が非常に鮮やかでカムフラージュ(輪郭がぼやけて巨大生物のように見えるというほどの意味だろう)のように見えるのは人間の勝手な解釈で、ライオンにとっては視細胞の数が人の3分の1しかないので分解能もさほどではなく、ぼんやりとした像しか見えないとやっていた。 …
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九官鳥とオウム

オウムの寿命はかなり長い。あれだけ体が小さくて体温も高ければ、普通早死にしそうなものだが、どうも人間よりも長生きなようである。人間並みにしたもあって、発音機能も人と同じようだというから、普通の鳥ではないのかもしれない。 これに比べると、九官鳥のほうは案外短命で、この点は普通の鳥だ。耳で聞く限り、九官鳥のほうがオウムよりも人間の発話…
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『よくわかる生理学の基本と仕組み』というのを読んで。

秀和システムというところから出ている。前に『安そうだ』と思って、同シリーズの『分子生物学の基本と仕組み』というのを購入したのだが、薬学部の教養課程くらいの有機化学の知識がないと寝そべりながら楽に読めそうにないというものだったのだが、今度のほうが高校生レベルで、見た目はぐっと平易に見えるのでややほっとした。しかし、人間の生死を決定するのは…
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「タンパク質の一生」を読んで

たんぱく質:プロテインとは、「最も重要なもの」という意味だそうだ。命名されたのはDNAの発見されるずっと前の1939年だという。糖タンパクだとかリポタンパクなんて言うのを複合たんぱく質という。ウイルスや染色体は核タンパクで、これも複合たんぱく質だ。単純タンパク質を構成するものは20種類のアミノ酸のみである。これらのアミノ酸は、米とか麦と…
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『波紋と螺旋とフィボナッチ』

大阪大学大学院生命機能研究科の教授という肩書で、専門は発生学。理論生物学が趣味だという。1988年に博士号取得というから、まだ50代だと思う。カラー写真がたくさんある横書きの本だが、かなり砕けた文章だ。 どうもネットでよく見かけるような書きぶりなので、その方を調べてみたら、大体本の内容とほぼ同じことを載せている。そこに、筆者の近藤…
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「臨界点の謎」~生物+経済

生物というより、がんの話だ。このコラムは新海裕美子という人が受け持っている。「がんは現代病ではない」という見出しで始まっているが、果たして近年がんが増加しているというのはどの程度本当なのだろうか。チェルノブイリ原発事故の際、小児の白血病患者が500倍になったという報告があるそうだが、ああした話と同様に、単に医師側の発見期待度が上昇しただ…
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